入院している病院は、25年以上通っている。
初めて来た頃は、木造の建物にダルマストーブという、当時としても設備の古い、夜になれば幽霊でも出そうな感じの病院でした。
1・2年後、最新設備の病院に改築、以後、改築や改装を繰り返している。
これまで、何回も入院したり、手術したりとお世話になって来た。
その度に、設備や医療制度とか、色んなモノが変わるのを見て来た。
ダルマストーブは全館冷暖房に、看護婦さんのナースキャップがなくなり、男性の「看護師」が現れ、水銀体温計が電子体温計に替わり、レントゲン室の隣りにCTスキャン室ができ、入退院時にソーシャルワーカーやクラークが来たりと…。
病気はイヤだが、設備や制度が新しくなるのを目の当たりにするのは、患者としても勇気づけられるモノがりました。
で、今回の入院で目にしたのが、「輸液ポンプ」。
小型のCDプレーヤーぐらいの大きさで、点滴棒に取り付け点滴の流れをコントロールする機械です。
電源が入りスイッチを押すと、女性の声で「汎用モードにセットしました。」と話しだします。ちょっと可愛い(笑)
