最近、わかみほさんに会いに行く時は、いつも雨なんです、何の因果でしょう?
まぁ、雨が降ろうが鎗が降ろうが、美保さんに会いに行きますけど(笑)
会場に着いたのは、開演20分ほど前でした。
ステージ前の席を取り、奥の席に居られたRICOさん藤沼さん達にご挨拶してから、ビールを飲んでいると開演となりました。
先ずは、主宰者でもある桜井明弘さんのステージでした。




いきなり懐かしい歌で始まりました。で、学生時代、左翼系と噂された演劇部の先輩が歌ってた記憶があります(笑)
気だるい感じのアングラ系の歌が続きます、間にトークを挟みながら、歌の解説やら桜井氏の近況、今日のゲストの紹介やら…
気だるいブルースを聴くうちに、学生時代、大学祭の夜、なぜか電気の切れた教室のすみで、ロウソクの灯りの中で聴いた歌を思い出していました。
歌の向こうに垣間見える世界にドキドキしてた時代を思い出しつつ、「この歌にこのビールは合わないなぁ」などと感じたり…オヤジになったなぁー(笑)
何曲か終わったところで、桜井氏がアメリカの映画祭に行った話となり、ピンク映画の監督である池嶋監督とその“偉業”が紹介されました。
ピンク映画って、遥か昔に日活ロマンポルノ3本立てを見たのが最初だったと思いますが、映画館で1、2回見て、その後はビデオでしか見ていません。
その絶滅寸前の日本のピンク映画のDVDが、アメリカで大人気なのだそうです?!
へぇ~(笑)
で池嶋監督の挨拶の中で、12月24日にイベント予定とのことで、その場でわかみほさんに出演依頼してました、「空いてますよ~」とのことでした(笑)
最後が『セントジェームス病院』。
わかみほさんの舞踊付きでした。
黒い喪服を思わせるドレス、顔は哀しいそうにも、時に笑顔にも見えました。
妖しくも美しい、悲しいけど愛しい、苦しいけど可笑しい…、亡骸となったあの娘を前に、様々な思いが心を横切って行く…そんな情景が目に見える様です。
「歌には力がある」と言いますが、そこに舞踊が加わると、もっと訴える力が強くなりますね。(しかし、その才能は、簡単には手に入らないものでもあります。)
さて、しばし休憩の後、わかみほさんの出番です。