プレデターズ
『プレデター』『…2』の続編と言える物語でした。
高度な科学技術を持ちながら、尚且つ残虐な性格の宇宙人。彼らの娯楽(儀式?)に付き合わされ、標的にされる地球人の恐怖と苛立ちが、先ほどの2作と同様に感じられ、シリーズとして原点回帰の作品です。
少し違うのは、標的となる人間達が、宇宙人によって選ばれた戦いのプロ達ではあるものの、考え方や生き方の違う者の寄せ集め集団であると言うこと。
訓練され、組織化された軍隊や警察ではなく、いつ裏切り、抜け駆けがあるか判らない集団であり、各々にとって、宇宙人だけが敵ではないこと。互いの正体が判らないところが、最後まで効いていて楽しめました。
そして、何故「プレデターズ」と複数形なのか、その意味が最後にわかりました。