SM大会行きました。⑥ | ヤマモト探険記

ヤマモト探険記

気の向くままの街歩き。

本舞台の幕が開くと、旅姿の男。
すると突然、短刀を手にした女が襲いかかってきました。
とにかく、激しく迫力ある殺陣でした。

こういう場所、つまりはストリップ劇場、もしくはSM大会であることを忘れてしまうほど、本格的で、激しい立ち回り、まさに、手に汗握る迫力でした。

メイクの違いもあるのでしょうが、いつもなら、菩薩のごとき笑顔のワカミホさんが、鬼の形相です。
着物姿にも関わらず、素早い動きで、大柄な音縄さんが振り回す六角棒を潜り抜けて、懐へ飛び込む様は、くノ一です(舞台でのくノ一役はこんな感じだったのでしょうか)。

しかし、やがて、男の反撃に、女は押し込まれ、男の手にする縄に捕らえられてしまいます。
男は女を手早く縛り、髪を掴み、蹴り殴りいたぶります。
「誰に頼まれた!」
「誰が俺を狙った!」

女の体に、容赦なく蹴りを入れますが、女はまったく声を出さず、男を睨み付けるばかり。

男の縄は上半身から下半身へ及び、完全に女の自由を奪います。
それでも、無言の女。

男は、女を吊り上げ、折檻を続けます、
「言え!」
「誰が俺を狙ってる!」

宙でもがく女を更に責め続ける男。
そして男は、女を逆さ吊りに…