ナイトミュージアム2/映画評 | ヤマモト探険記

ヤマモト探険記

気の向くままの街歩き。

前回は、小さな博物館での騒動でしたが、今回は世界一の博物館(群)での騒動。

スケールと言うかアトラクションの規模と数はアップしました。

特に、絵画や写真の向こうに、別世界(パラレルワールド)が展がると言う、新しいアトラクションは楽しかったです。

都会の小さな遊園地と郊外のテーマパークぐらいに差がある感じです。

しかし、驚きやワクワク感が少し薄い感じです。

確に、小さな模型飛行機が飛び廻るより、実物大(っていうか実物)のロケットエンジンが唸りをあげる方が迫力満点です、ライト兄弟の飛行機に乗るなんて、現実には出来ませんから(笑)

ただ今回は、たった一晩の出来事のため、展開は速いのですが、展示物たちそれぞれの物語があまり語られず、展示物の気持や思いを知る、と言う驚きが減ってしまいました。
前作での、展示物の恋愛や友情は、ただ“動く”だけでなく、主人公に人生を考えさせる、と言う“哲学性”を含んでいました。

楽しいのですが、薄い…、“続編”の宿命です。

しかし、あの石板のアイデアは、まだまだ使えそうです(笑)