『ダ・ヴィンチ・コード』の続編です。
今回も宗教象徴学と言う、聞き慣れない学問のラングドン教授による謎解きです。
前作では、キリスト教2000年のタブーと言える謎を、一晩で解き明かしてしまい、歴史や宗教について知っていないと、置いて行かれてしまう、超ハイ・スピード・ミステリーでした。
しかし、今回は、宗教対科学をテーマに、大変わかりやすく、宗教知識ゼロでも十分に理解でき、大どんでん返しもある、誰でも楽しめるアクション・ミステリーとなっていました。
科学偏重への批判もありますが、科学が悪魔と言うよりは、悪魔は人の心に住むと言うことですね。