新宿ニューアート・その3(仙葉由季さん) | ヤマモト探険記

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気の向くままの街歩き。

仙葉由季さん(一巡目)

今回は、この方を見ることが一番の目的でした。

 白無垢を被った花魁姿で登場、一瞬、歌舞伎を見ている様な錯覚に落ちました。

 鬼気迫る踊り、と言うか、演技です、顔、特に目の動きに引き付けられました。表情に笑顔がありません、歯が見えたと思えば、それは、狂気の笑顔。演目『吉原炎上』です。


 絶望、怨念、狂気…女の情念が燃え上がります、やがて身も心も燃え尽き、女は菩薩へと昇華するのです…(私の勝手な解釈です)。
 演者の念までも込もった様な舞踊です。

ストリップってこんな表現までするんだ!
凄い凄い、
期待した以上でした。

 熱い舞踊の後は、場内をクールダウンさせる踊りです、仙葉由季さんの笑顔がたまりません、可愛いとか言うのではなく、観客への感謝の表情と受け止めました。


「いえいえ、此方こそ、素晴らしいものを見せて頂きました、ありがとうございます」

ポラはありませんでした、ポラは要りません、でも直接、お礼を云えたかった…