じーさんと龍之介はお互いの彼女を紹介し合った。
はるかは龍之介を見上げて
「あれ、何か見たことがあるわね、あ~バイトの娘達が噂してる学生ね」
はるかは続けた「近くで見ると本当にイケメンね、それに背が高いし、若いし、 彼女も綺麗で
背が高いしスタイル良いし、モデルやってるんだってね。本当にお似合いのカップルだわ。
そう思わないギル?」

はるかのテンションの上がり具合にどうもついて行けないじーさんは一言だけ応えた。
「そうだね。」

龍之介は少し照れ気味に「いやいや、はるかさんだって色白だし、めちゃくちゃスタイル良いし
オーラだって出てますよ。」

「あら、良い子じゃない!」

はるかのキャラ変わってない?

じーさんは思った。
(外国人は僕だけなのに一番日本人っぽい・・・・・」

あきらが手に持っている袋を見てはるかは
「今日もオアシス行ってたんだ、いつもありがとうね。」

あきらはキョトンとした顔で
「はるかさんって、オアシスの方なんですか?」
あきらは何も聞かされてなかったから、やっと今分かったのだ。

龍之介はこの会話を聞いていてふと気になった。
「オアシスの方ってレンタルするんですか?」

はるか
「うちの会社ケチだから実費で借りなきゃならないのよ!」

龍之介
「いや、そういうことじゃなくて、どれぐらいのペースでレンタルしてるのかなって思って。」

はるか
「そうね~、仕事のある日は毎日見てるわね、
休みの日ぐらいは見ないようにしてるんだけど・・・仕事だから仕方ないわ。」

龍之介はかなりビックリした。が、 落ち着いて
「邦画派ですか?洋画派ですか?」

そんなことまったく知りたくはなかった。本当は頭痛があるのかないのか?を聞きたかった。

はるか
「私は断然洋画派ね!邦画とはスケールが違うもの!」


じーさんが久しぶりに口を開いた。
「龍くん達も急いでるだろうから今日はこの辺にして、続きはダブルデートの時にしようよ」

はるか
「そうね、私達も帰ってご飯食べないとね」

龍之介
「じゃ、近いうちに電話するからその時にデートの日を決めよう!」

じーさん
「OK!じゃ~ グッバイ!」



龍之介は帰るまでの道のりずっと、はるかの頭痛の真相が気になっていた。
ダブルデートの時に聞くわけにはいかないし・・・・どうする?


じーさんも、龍之介とはるかの会話の途中で龍之介の顔色が変わったことが気になっていた。



オアシス社
開発主任の加藤は、近藤龍之介と高田孝弘教授以外に監視すべき人間を見逃していた。
もちろんまだ気づいていない・・・・