昨日の続きになりますが、ネットのニュースなんかを見ていると
菅元総理の弔辞に比べて岸田総理の弔辞は・・・なんて、
比較して岸田総理を下げる記事が多いようです。-_-
そんなにイマイチだったのかな?と思い、岸田総理の弔辞も
全文読んでみましたが、個人的にはそこまで悪くないのになと思いました。
確かに文章全体が割と単調というか、同じような内容が淡々と
続くような感じで、菅さんのと比べるとやや事務的というか
熱量にかける感じはありますが、そもそも安倍元総理との
付き合いの長さや深さが違うので、岸田総理が菅元総理のような
弔辞を読み上げたら驚きというか逆に白けてしまう気がします。![]()
岸田総理は国葬を決めたことでマスコミや野党、その他一部の
(敢えて”一部の”と書かせて頂きますが)反対派から批判されていますが、
私は英断だったと思います。
国内外の「安倍元総理を悼みたい」と思ってくれている方々に
その機会を与えてくれたことがとても重要だと思います。
カナダのトルドー首相が直前に災害対応を理由に訪日を取りやめたことで、
「G7からは誰も首脳級が来なかった!」と喜んでいる方がいらっしゃる
ようですが、日本は欧米の国では無くアジアの国です。
欧米の現首脳が弔問に来ないことを殊更に強調するのは、
参列して下さったインドのモディ首相やオーストラリアのアルバニージー首相に
失礼では無いでしょうか。
まして内閣総理大臣は国家元首では無く、安倍元総理は現職でも無かった
訳ですから、忙しい中わざわざ弔問に訪れて下さった現職の首脳には
感謝の念しかありません。
大体日本で行われる国葬にこれだけ多くの国から弔問に訪れてくれると
言うことは、安倍さんの功績を評価しているというだけでなく、
日本という国との関係を重視して来てくれている訳で。
それを誰が来たとか来ないとか、いちいち取り上げて現政権の
批判材料にするということが卑しいと言うか何というか。![]()
そんなこんなで国葬当日までは「日本、終わってるなー」と、
モヤモヤした思いを抱えていたのですが、一昨日の一般献花の方がたくさん
いらっしゃったと言うニュースを見て、とても嬉しかったです。![]()