前々からやってみたかった発酵あんこ作り。
意を決して作ってみました。
~発酵あんことは~
麹の酵素による糖化作用を利用して小豆のでんぷんを糖に代えて
出来るやさしい甘さのあんこです。
材料はたったの2つ。小豆と米麴のみ。
以下に覚書として簡単な手順を書いてみます。
◆用意するもの
☆小豆:200g
☆米麹(乾燥タイプ):200g
◆手順
①洗った小豆をたっぷりの水と共に鍋に入れて火にかける
②沸騰したらそのまま5分煮た後、ざるにあける
③再びたっぷりの水と共に小豆を鍋に入れて火にかける
④沸騰したら弱火にしてそのまま45分煮る
※水が少なくなったら1カップ程度足す
※レシピによってはここで塩を少々入れるみたいですが
今回は無しで作りました
⑤炊飯器に米麹と茹で上がった小豆を入れて混ぜる
※ゆで汁は後で使うので別に取っておく
⑥保温モードにセットして上から濡らしたふきんを被せる
炊飯器の蓋は開けたまま
⑦2時間おきに混ぜる
※水分量が足りないようなら取っておいたゆで汁を足して
かき混ぜる
⑧そのまま8時間~10時間保温して完成
ポイントは炊飯器に移してからの水分量のようです。
多すぎても少なすぎてもダメみたい。
また、米麹は60℃以上になると酵素が働かなくなるので
茹で上がった小豆は少し冷ましてから炊飯器に移すと
良いようです。
途中ですがこんな感じ。
ふきんはこれ用にダイソーで買ってきました。
ふきんを取るとこんな感じ。
保温開始から約半分の4時間経過時点の状態です。
少し水分が足りないような気がして不安だったので
スプーンでかき混ぜた後、味見してみたのですが
「あ、甘くなってる!」
本当に砂糖を一切入れていないのに不思議な甘さでした。
注意点としては、まず第一に
買い物程度なら家を空けられますが、何となく長時間不在に
するのは心配だったので、一日家にいる日を選んで作りました。
今回美味しく出来たらヨーグルトメーカーの購入を
検討してみようと思います。
また第二に
炊飯器を8~10時間占領してしまうので、その間ご飯が炊けません。
朝9時に保温スタートしたとしても午後5時~7時まで
かかってしまうので、私は夕食分のご飯は前日に多めに
炊いておいた分を冷凍保存しておきました。
若しくはその日の夕食はパスタやうどんなどの麺ものに
しても良かったのかもしれません。
最後にこの発酵あんこ、体に嬉しい効果がたくさん
あるようです。
・腸を元気にする
・脳を元気にする
・血圧を正常化する
・血糖値をコントロールする
・コレストロールや中性脂肪を減らす
・貧血予防
・むくみ解消
・冷え解消
・美肌・美髪
等々、特に女性としてはうれしい効果が満載ですね。
出来れば週1くらいで続けて行けたらいいなと思います。

