続き
最後にもう1点ですが、この部分。
「みんなが同じようであるべきというのは
日本人社会の宿痾(長い間治らない病気・・だそうで)
この日本人特有の「同調圧力の高さ」と
「自尊意識の低さ」は簡単には治らない
娘さんにはまず日本はこういう国なんだと
理解させた上で・・・云々」
どうでしょうか?
物心ついた頃から多感な年頃までアメリカで暮らし、
ほぼアメリカ人の感性で育った子供に
こういった説明の仕方をしたら
日本は何て嫌な国だろうと思うと思いませんか?
それは母国が日本であり、今後日本で生活していく
子供に対するアドバイスとして正しいのでしょうか?
アメリカを始めとする欧米文化では
確かに自尊教育もさかんなのでしょうが、
愛国教育も同じくらいさかんですよね。
アメリカの文化を(この方の表現を借りれば)
"本物の文化"だと言うなら、こんな風に母国を
貶めるような教育は"ニセモノ"の教育という
ことになりませんか?
母国というのは個人の集団から成るもの
なのですから、
愛国心=自尊意識
だと私は思います。
つまりこの方は
日本が嫌い=自尊意識が低い→典型的な日本人
という風に思えるのです。皮肉ですね。
長くなりましたがこの件、解決方法に
正解は無いとは思いますが、強いて言えば
①インターナショナルスクールに転校を検討する
②①が無理なら服装を変えてみる
は順番が逆で
①服装を変えてみる
②①でダメなら学校に相談する
③②でもダメなら転校を検討する
なのではないでしょうか。
若しくは最初に学校に相談するのもありだと思います。
海外から転入してきた子ならば、早めに学校に
相談した方が良い結果が得られるかも知れないですしね。