続きです。
まず第一にそもそもこれは問題点のすり替えなのでは?
という気がします。
日本人の同調圧力が外国に比べて強い
傾向があることは否定しません。
ただ、アメリカだって他の国でも同調圧力自体は
普通にありますよね。
ただ単に元々この子が好んで着ていたのは
向こうで好まれる傾向のある服だっただけでは?
とも思います。
逆に日本で小中学生に流行っている服を着て
向こうの学校に通えば、よく見るアメリカの
ドラマの1シーンの様に
「あなた、その服ダサいわよ。どこの
国から来たのかしら?」
みたいなセリフを言われたアジア系の
女の子が俯いて、周りの子がクスクス笑う
みたいなシーンが目に浮かびませんか?
※「ビバリーヒルズ高校白書」
をイメージしています^^
更に言えばこれは何も帰国子女に限った問題
ではなくて、日本国内でも引越し・転校した子には
普通に起こり得る問題なのではないでしょうか?
そしてもう1点。
第二次世界大戦中の特攻隊を引き合いに
出している点は何だか残念な気持ちになりました。
そもそも特攻隊は志願制でした。
また当時はインターネット等、政府から出されている
以外の情報を知る手段はありません。
特攻というシステムを美化する気持ちは毛頭ありませんが、
国や家族の為と信じて命を投げ出して戦ってくれた
人たちのことを、現代の日本人が同調圧力によって
外でもマスクを外さないことと同列に語るのは
どうかと思います。
ようするにこの方は悩み相談と言いつつ、
自分の政治的な主義・主張をこの件に被せて
したいだけなのでは?と邪推してしまいます。=_=
まだ続きます。