高齢になっても使いやすく安全にトイレのバリアフリー【バリアフリートイレのポイント7つ】

高齢になると身体機能が低下し、トイレに行く回数も増える。自立した生活を長く続けるためのリフォームのポイントは?

出入り口の段差をなくす

高齢者はちょっとした段差でもつまずきやすく、また、視力の低下により段差に気づきにくい場合がある。出入り口に段差がある場合は、床を上げたり、スロープを設置するなどして段差を解消する。

 

扉は引き戸がベスト

トイレの出入り口は、身体をほとんど動かさず開閉できる引き戸が最適。引き戸なら車いすでも自力で開閉できる。
内開き扉は、トイレ内で倒れたときに外からの救出が困難になるため、避けた方がよい。

 

立ち座りの動作を安全に

便器に座ったり、立ち上がったりする動作は不安定になりやすい。適切な位置に手すりなどを設置し、立ち座りの動作を安定させる。とっさのときにつかまれる手すりがあれば、思わぬ転倒事故も防げる。
また、便器に座った状態でかかとが浮いていると、姿勢が不安定になる。便器は、腰かけた状態でかかとが床に着く高さとする。

 

身体への負担を少なくする

便ふた・便座の開閉、洗浄はリモコンや自動で行えるものを選ぶと、身体の方向転換を減らせる。
また、タンク上での手洗いは、無理な姿勢になり腰に負担がかかる。手洗器を別に設置すれば、ラクな姿勢で手洗いできる。

 

清掃性にも配慮する

掃除の手間を少なくするために、汚れが付きにくく、掃除しやすい便器を選ぶ。
床材には濡れても滑りにくく、汚れが付きにくいものを選ぶ。

 

冬場はトイレを暖かく

急激な温度差はヒートショックの原因に。床や壁に断熱材を入れたり、暖房機器を導入するなどして、トイレの室温を上げ、居室との温度差を小さくする。また、暖房便座を使用して、冷たい便座に肌が直接触れないようにする。

 

トイレは寝室の近くに

高齢になると、昼夜を問わずトイレに行く回数が多くなり、我慢もしづらくなる。このため、トイレは寝室の近くに設置するのが望ましい。
また、夜間は照明がまぶしくならない配慮も必要だ。

トイレのバリアフリーのポイント】

アトム新町店の視点】身体状況に応じたトイレスペースを

トイレのバリアフリーを考えるとき、①自力で排泄できる人、②介助が必要な人、③車いすで介助が必要な人、とで必要となる開口幅やトイレスペースが異なる。目安は右の表の通り。身体状況や介助の仕方などによっても必要なスペースは変わってくるので、現状に合わせてスペースを確保しよう。

 

必要となるトイレスペースの目安

参考資料リフォマガもっと詳しく情報を知りたい方は雑誌(リフォマガ)の年間定期購読がオススメ

友だち追加

      リフォームカタログ特選品カタログ

 

この記事を書いた人:中島雅弘

1955年鹿児島男子。

(プロフィール)

宅建・不動産・相続・ 不用品、遺品整理、電気工事・防犯・お家・水回りの『困った』解決する店です。

布忍神社横で家族で営む電器店のブログです。

ブログを読んだ!とお問合わせ下さい。喜びます(笑)

TEL 072-336-3940 tel0120-373-424

ホームページもみてね

     ▼      

http://www.atom-nakajima.com/

 

https://atommasahiro.thebase.in/

Marilyn