点検口のタイプや場所によって開けるための道具や入り方が違うので気を付けよう。点検口が無い場合もある。リフォーム時に点検口が無くなってしまった…というケースも多い。無ければ大工を呼んでつけてもらう必要がある。施主に費用が発生することを伝え、取り付け場所についても了承を得た上で手配しよう。

小屋裏点検

2階和室押し入れの天井

6尺脚立を使って天袋に上り、養生シートを敷いてから天井の板をずらして開口する。開ける時に埃が落ちて目に入らないようゴーグルをすると安心だ。畳に脚立の跡がつかないように脚カバー(なければ軍手でも)を準備しよう。

 

2階クローゼットの天井

6尺脚立と養生シートの他に、ネジを開けるドライバーが必要だ。他に開口時の埃対策用のゴーグルもあれば安心。クローゼットの奥行が押し入れより浅い分、入口も狭く、450角のサイズの点検口が多い。(ウォークインクローゼットは600角も多い)

 

小屋裏収納の壁面

小屋裏収納がある場合、収納内部の壁に点検口がついていると考えられる。しかし、小屋裏の天井高が高い部分を収納が占めているため、点検口から先は人が入っていけないことが多い。収納用の梯子から上る。養生シートとドライバーが必要。

 

 

床下点検

1階キッチンの床下収納

キッチン床下収納で大きいタイプは、中央にある仕切りを外すため、ドライバーが必要だ。床の点検口まわりには養生シートを敷き、お客様が落下しないよう、カラーコーンなどを置こう。出る時は、つなぎの服を脱いでから上がろう。

 

1階和室の床

1階和室の畳を上げると板敷きの一部が開けられるようになっている。畳を上げないとどこに開口があるかわからないため、お客様に場所を確認しよう。どこにも無いときにはのこぎりで開けることも検討する。(構造材を傷つけることがないよう、大工に依頼を)。マイナスドライバーなど、畳を上げる道具が必要だ。

 

1階洗面室の床下収納

注意点はキッチンと同じだが、開口がキッチンより小さく、600角くらいだ。困るのは洗濯機の下に点検口がある場合だ。洗濯機を移動する手間がかかる

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この記事を書いた人:中島雅弘

1955年鹿児島男子。

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