点検の目的と、確認する場所を明確にしよう。目的によっては間仕切り変更などのように建築士等による点検が必要な場合や、電気系統の不具合などのように専門業者による調査が必要なこともある。また内容により、潜入が必要か、点検口からの確認で済むか、また点検報告書作成の必要性を判断する。そのような点を踏まえてヒアリングしよう

 

小屋裏点検

天井のシミが気になる

雨漏れによるシミや湿気によるもの、他に小動物の糞によってできる場合もある。

 

雨漏れがあった

雨漏れは屋根ばかりではなく、壁からの雨漏れも少なくない。雨漏れの状況(例えば横風が強い時の雨漏れか等)も確認しよう。

▲雨もれのシミを確認

 

2階が暑い断熱材は入っている?

断熱材が入っていないか、入っていても厚みが少ない、湿ったために機能していないということも。換気の状態が良くない場合もある。

 

【ここにも注意】

天井のシミは、和室の天井の場合、天然素材の天井板は色の変化でわかりやすいが、表面がプリント加工の天井板は色の変化がなく、わかりにくいので注意しよう。

 

 

床下点検

水回りの木の腐れが気になる

浴室入口の敷居がブヨブヨして気が付く例が多い。浴室内の水がしみこんでいることも考えられる。湿った状態を放置するとシロアリを呼ぶ原因にもなる。

 

シロアリ被害の有無

シロアリは土の中に住み、木材のところまで土でトンネル状の道を作って登っていく。この道を蟻道という。水回りの湿った木が被害に遭いやすい。

 

床鳴りや床の沈みがある

床鳴りの原因は
1 新しい床の場合のきしみ音
2 床下地の合板とフローリングの間の隙間
3 束など床下の木部の問題
がある。床の沈みは、床の下地材(コンパネ)がなく、仕上げ材が根太に直接貼られている場合が多い。また、築年数が古い家では根太のピッチが455mmと、一般的な303mmより間隔が開いていることも床が弱い一因といえる。

 

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この記事を書いた人:中島雅弘

1955年鹿児島男子。

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宅建・不動産・相続・ 不用品、遺品整理、電気工事・防犯・お家・水回りの『困った』解決する店です。

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