マンションの床現調

マンションリフォームでは構造の確認が重要だ。

管理センターから竣工図面をもらうなど、事前準備に注意しよう

 

1 最初に竣工図面を入手し管理規約を確認

マンション床の現調のポイントは、床の下の構造だ。二重になっている「二重床」とコンクリートスラブの上に直接貼る「直貼り」を見分けることだ。

床下に給排水管が通っている廊下などが二重床で、リビングは直貼といった具合に混在していたりするので、図面と照合しながら調査しよう。

また管理センターで竣工図面をコピーする際に、マンション管理規約もコピーさせてもらおう。マンションにより、防音性能の基準が決められていることが多い。更に近隣に床リフォームの承諾をもらう必要があるマンションもあるため、事前にチェックを

 

2 和室の畳を上げて下地を確認

マンションによって和室の畳の下の仕上げはまちまちだ。畳の下はコンクリートスラブであることが多いが、同じマンションでも、工事をした時期によって、下地がきれいに仕上がっていたり、ザラザラに荒れていたりと、部屋によっても違う。下地の状態に応じ、左官で下地調整する必要の有無を判断する。

▲畳を上げて隣接するリビングの床下を確認している。ガス管が通っているのが見える

▲また写真のように、コンクリートスラブの上に発泡スチロールが敷かれてある場合もある。このマンションの場合は畳の下にガス管を通しているため、このような処理をしている。ガス管が通っている場合は壁にガスコックがあるのでチェックしよう。

 

給水管入れ替えの予定を確認しよう

築年数25年以上たつマンションでは床下の給水配管の入れ替えが計画されている場合がある。その為、そのことを考慮せずに床リフォームを行うと、マンション全体で給水管工事を行う時にリフォームした部分を又やり直すことになりかねない。マンションにより各戸で水回り工事の際に個々に給水管工事も併せて行うケースもあるので、お客様に確認すると良い。

床材を張り替える範囲を明確に!

キッチンなどの設備機器交換工事の際、キッチンを外したところ、その下だけが違う床だったということがある。以前床を張り替えた際にキッチン下だけは、床材を残したままにしたからだ。このように床リフォームの際は、どこまで施工するかを明確にしておかないと、トラブルの原因になるので注意したい。機器の下まで施工するには水道やガス関係など複数の業者の手が必要になるため、工事費と施工期間がアップすることを前提に確認しよう。

 

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この記事を書いた人:中島雅弘

1955年鹿児島男子。

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