若いからこそ一流の芸術に触れる機会を創ろう | HARMONIES ハーモニーズ(Ameblo版)

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HARMONIES(ハーモニーズ)は、2006年にスタートしたこのブログのリニューアル版です。2011年の東日本大震災、そして昨年末の時空間の大変化を経て、ようやくここにたどり着きました。「調和の創造」をテーマに、新たな銀河時代を生み出していきましょう。

 

皆さんおはようございます。昨晩は東京・赤坂のサントリーホールで行われた、巨匠・小林研一郎のチャイコフスキーコンサートに行ってまいりました。あむろ&みーこコンビで連れて行きたかったのですが、みーこは家の急用で来れず、あむろが参加となりました。マエストロ・コバケンはあむろと同じ福島県の出身です(写真は演奏会直前に撮影)。

 

彼女はもともと吹奏楽部所属でフルートを担当していた経歴があります。でもクラシックコンサートは生まれて初めてだったようで、サントリーホールのスケール感にしばし感嘆。コロナでマスクは着用でしたが、席をひとつ空ける対応はなく、場内はほぼ満員の大盛況。

 

一番の期待は、2002年のチャイコフスキー国際コンクールで、日本人として初優勝、そして女性としても初! の栄冠に輝いた、上原彩子(現在東京藝術大学准教授)さんです。あの女傑ピアニストのマルタ・アルゲリッチはショパンコンクールでは優勝したが、チャイコフスキーには出ていなかったんですね。

 

ピアノ協奏曲の演奏はですね、わたしは故・中村紘子さんの素晴らしいライブも同じホールで拝聴したことがありますが(そのとき目の前にはソニー会長の故・大賀典雄さんがいた!)、あの時の二倍くらい凄かった。

 

上原さんのピアノは全身で弾く感じなんです。緩急をつけた自在な演奏で、曲を完全に自分のものにしている。特に第三楽章のフィナーレに突入する10秒ぐらい前から、彼女の脚と上半身がまるで神がかりのようにガタガタと震え出すのです。

 

そしてティンパニの強打と共に「ダーン!!!」と鍵盤にのめり込むようなパワフルな演奏は、今年生きていたら180歳のチャイコフスキーも、大満足したであろうと思われました。小林研一郎さんの寄り添うような、でもグイグイ引っ張る指揮も素晴らしかったです。

 

演奏が終わると場内は割れんばかりの大拍手。いつも必ず大声で「ブラボー」を言う私も、昨日はロビーで事前に買い求めたBRAVOと印刷した手拭いを揺らして喝采しました。

 

さらに二曲目のマンフレッド交響曲(全曲通して聴いたことがなかったこの私ともあろうものが)では、終楽章でホールいっぱいに写真のパイプオルガンが鳴り響き、鳥肌の感動。あむろも初パイプオルガン体験だったようで、しばし目を潤ませておりました。

 

小林研一郎さんは傘寿の80歳の今年、非常に精力的に指揮をしておられ、今度はベルリオーズの幻想交響曲の演奏会もあるようで、また足を運ぶことにしました。ちなみに眠眠打破を1本飲んでコンサートに臨んだあむろは、感動の演奏に刺激を受けて、バイロンやワーズワースの詩集の「朗読」にチャレンジしてみることに。いいことです。

 

私もそうなんですが、みずがめ座って、なにかいい刺激を受けると、それを自分なりにアウトプットしようとするんですね。あむろはいま声優もやっていますので、今後の成長をお楽しみに。「自ら機会を創り出し 機会によって自らを変えよ」

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