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アメリカの中央銀行に当たる、FRB(連邦準備制度理事会)のことをいろいろと調べていて、我が国の
日本銀行もほぼ同じ仕組みで運営されていることに、愕然としました。生まれてこのかた、毎日ずっと
慣れ親しんでいた、千円、五千円、壱万円などの「日本銀行券」は、日本という主権国家から独立した
日銀という「私企業」によって発行されているのです。もちろん日本政府がその55%の株式を保有して
はいますが、残りは外国の国際金融機関などが株主になっているのです。
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もともと悪名高きFRBは、アメリカ政府から独立してドル札を印刷して、それを『アメリカ政府に貸し
付け』ています。もちろん高い利息をつけて、です。FRBは単なる私的銀行でありながら、国に対して
所得申告をする必要もなければ、税金を納める必要もありません。ドルという紙幣は、簡単にいえばどこ
かの一企業が発行している「金券」にすぎないのです。あたかもそのお金が「連邦準備制度」というよう
な国家のものであるような言い方をして、国の信認を得ているかのように誤認させているにすぎません。
「公的高利貸し」とも言うべき、FRBが国に貸し付けた巨額の現金の利息は、誰が払うのでしょうか?
それはもちろんアメリカ国民です。だからアメリカ国民の大半は、働いても本当に豊かにはなれない。
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これだけでも信じられないような話ですが、日本銀行もFRBとまったく同じことをやっているのです。
たとえば、日本銀行券の「印刷原価」つまり日銀が国立印刷局に払う印刷費用は、1枚当たりいくらだと
思いますか? たったの「25円」です。ところが、この原価25円の紙1枚を、日銀は日本国に対して
「額面どおり」の金額で、国債という形で貸し付けているのです。国債は国の借金です。壱万円札の場合、
単純計算で、9975円もの莫大な利益を載せて、しかもそれに利息まで乗せて貸しているのです。
この時点で、日銀はとんでもなくボロ儲けしていることになります。日銀自体がこういう詐欺的な紙幣
発行をやっているのだから、世の中の悪徳金融を責められはしませんよね? そして、その利息を税金と
いう形で払わされているのは、われわれ日本国民なんです。
※注:もう一度よく調べてみると、FRBについては私の理解でほぼ合っていたようですが、日銀の貨幣
発行については、日銀券発行残高は日銀のバランスシート上では「負債」に勘定され、「造幣益」には
なっていないということです(下記リンク参照)。しかし、徐々にFRB同様の構造に近づいてきている
と指摘されています。いずれにしても、不可解極まりない構造がそこに隠されていることは明白です。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=159480
http://www.financial-j.net/blog/2007/12/000431.html
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もちろん、日銀の収益は、建前上は国庫に入ることになってはいます。しかし、本当に国庫に入っている
のならば、日本の財政はもっと改善されていて良いはずです。ということは、日銀に返済された金はどこ
かに消えてなくなっている可能性が高いと思われるのです。みなさん、お手元に千円札があればその裏を
見てください。左側に富士山の絵がありますよね? それが湖に映っています。ではそれを今度は逆さま
にして見てみましょう。湖に映っているのは、左側の欠けたいびつな、とても富士山とは思えないような
山が描かれています。これは、ユダヤ教の聖地のひとつである、「シナイ山」だと言われています。
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さらに今度は、富士山を上にした状態で、蛍光灯に透かして見てください。ちょうど富士山の頂上付近に
野口英世の左目が透けて見えると思います。これは、アメリカのドル札に印刷されている「ピラミッドの
上にあるルシファーの目」と同じ意味を持たせたという説があります。このように、国際金融資本の背後
からの力によって、米国のFRBと全く同じ仕組みの中で、日本国民も搾取の対象になっていることが
おわかりかと思います。アメリカの歴代大統領の中で、お金の発行権を国に取り戻そうとして暗殺された
のが、かのエイブラハム・リンカーンと、J.F.ケネディであると言われています。
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『現代の銀行制度は、貨幣を“無”から作り出す。その手口は恐らく、これまで発明された詐術の中で、
最も驚くべき代物である。銀行は不正によって作られ、罪のうちに生まれた。銀行家は地球を所有する」
ジョシア・スタンプ卿 イングランド銀行総裁(1928~1941)
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こんな状況を考えると、いまの大不況が故意に発生させられたものであることは明白です。日本銀行も
その長きにわたるゼロ金利政策によって、円キャリートレードと言われるように、日本がじゃぶじゃぶと
世界にお金を垂れ流し(金利ゼロなら誰だって借ります)、サブプライム危機の発生源となったことは、
疑いようのない事実です。ところがマスコミは、自民党政権や年金の問題ばかりをあげつらい(もちろん
厚労省も悪いが)、日銀のしわざには触れようともしません。それは国民の目をそらすためです。
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と、ここまで書いてくると、とてもお先真っ暗なような気がしてしまいますが、私は霊的な改善方法が
あると思っています。なぜなら、どんな存在も、大いなる宇宙の霊的エネルギーなくしては一秒たりとも
この世に存在することは出来ないからです。そこには、いろんなレベルの霊体があり、いろんな霊的な
動きが行われています。その世界に、物理的にタッチすることは出来ません。しかし正しい意図を持った
思考は、まるでレーザーのように瞬時にそこに到達することが可能です。また、「歴史は並行する次元に
同時に発生している」ということを考えると、まるで異次元SFみたいな荒唐無稽な話に聞こえるかも
しれませんが、たとえば戦国時代の徳川家康の軍勢を、霊的に動員することも不可能ではないのです。
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これからは、巨悪に対してデモや政治力などの、物理的な力で立ち向かう時代ではありません。三次元の
パワーを上回る次元からアプローチしてこそ、真の意味での革命がなされると私は思います。これまでの
たくさんの霊視で、地球の裏側であっても即座に依頼者の方々の霊体に働きかけ、病気を治療したり症状
を緩和できることを実証してきました。これからは、それらの経験をふまえて、もっと大きなアプローチを
日々実行していきます。とりあえず、イスラエルとハマスは停戦し、オバマ大統領の目からは怖い光が少し
和らぎました。私の霊的実践がどの程度役に立っているかわかりませんが、ひとつずつやっていきます。