まちのでんきやさんって、今や多くのお店さんが家電品販売だけでなく、リフォームなど「お家のお困りごと解決」を掲げて、お応え出来ることが増えています。

だからネットや量販店などの販売チャンネルが拡大しても、一部で重宝いただいているわけですが。

なので、ご新規のお客様に向けて宣伝する時には、従来のまちのでんきやのイメージとは違うぞ、という意味で「何でも出来ます・何でも頼んでください」と訴えたいところですが、それではあまり反応を得られない、というジレンマがあります。

これは何故なんでしょう?

■実際は何でもやるけど「なんでもやります」を売りにしない方が良い理由
お客様のお困りごとはさまざまです。だからこちらが伝えることも幅広い方が、反応してもらい易いと思いがちです。

だけど実際は本来の業態である「電気のプロとしての技術で解決」に絞った方が良いんです。



何故かと言うとお客様のお困りごとは色々あっても、その時に困っていることは1つだからです。その1つにこちらも絞って提示するから「これだ」と反応され易いということ。漠然と沢山のことが並んでいても、自分のことと認識しにくいんです。

こちらのお店さんも出来ることは色々あっても、自店の得意技4つに絞り、ご提案されています。

さまざまなお困りごとに対応できること自体はいいことです。ですので、得意なことで信頼を得る中で、お知らせして行くと良いですね。



長いお付き合いのお客様には積極的に「こんなことも出来るよ」とお伝えして行きましょう。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa小地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで270件を越えました♪(プロフィール