毎年年初にチェーン内で勉強会を企画するようになって5年が経ちます。チェーン内ではいわゆる「あそび」の部分の勉強会、時代の変化やこれからの販促、お客様とのつながりのつくり方など、定例の会議で発信する内容に比べて実験的な内容でお伝えしています。

いわゆる業界の常識の話なく、常識を揺さぶる話。

だからアンケートを取ると、賛否両論の意見をもらいます。

例えば今年も50代の経営者さんから、「ブログとかSNSは若い人の話。もっと我々世代のスタンダードなやり方を話して欲しい」という意見も頂きました。

一方こちらの方々。


アトム電器創設時からのメンバー店の1人、新町店の中島社長。



一方、SNSでお友達になった畳屋さんのブログにまで登場する栃木駅前店の石橋社長。

お二方とも参加して下さったのですが、どちらも感想は「面白い。もっとやれ。」でした(笑)

若い・そうでないは、年齢とは無関係なのかも知れませんね。

■変化を拒絶するか、面白がるか、それが問題だ
ノビノビとお仕事されているお二方を見ていると、その人の若さは年齢ではなく、変化を面白がって受け入れる柔軟さにあるんだろうな、と感じます。

60代の方にこれやられては、4、50代やそこらで年取ったとか、最近の若いモンはとか、言ってられません(笑)

どの業界でもそうだと思いますが、業界の当たり前を互いに強要しがち。しかしその当たり前を守り続けた結果が、町の電器屋の数が減り続け、家電業界全体の売上が縮小している現状だとすれば、それを守り変化を遠ざけることは本当に意味があることなのか?

起こっていることは自分にとっては変化でも、実際は自然の流れかも知れません。まず所見で面白そう、と捉えてみること。2人の社長さんが教えてくれていることは、そういうことかも知れませんね。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで240件を越えました♪(プロフィール