今朝の日経新聞はIOT(モノインターネット)に関する記事が結構載っています。

新聞

『ソニー・東電、IoTで提携 家電一括管理 2016/8/23 2:00日本経済新聞 電子版』


ご年配の方の見守りサービス等に、家電のネットワークと電力会社の顧客情報網をリンクさせよう、という試み。以前から云われていたことが形になって来た感がありますね。今朝の記事は昨日のリオ五輪での東京プレゼンと併せ、近未来感あります。

モノとモノ、モノと組織、モノとお客様を結ぶIOTですが、そこにボク達街の電器屋さんを含めた販売店がどのように関わって行けるのか。いまいち見えず、不安感もありますよね。

もう1つ載っているこの記事はそれがちょっとイメージし易いかな、と思いました。


こちらは故障した家電にスマホをかざすと、データを転送し修理の段取りをしてくれる、というもの。

いずれにしてもネットワークに通じていないと電器屋さんが生き残って行くのは難しそうです。

■ネットワークを儲けのタネにするか、自らハブとなるとなるか
IOTをどう儲けのタネにするか、と考えると、関わるイメージが持てなかったり、そこから外される未来を想像してしまい、不安になったりします。

でも自分が普段から情報発信していれば、情報ネットワークのハブ(中継点)に自然と自分がなるんですよね。

上記の修理の話で云えば普段からお客様と関係性を築いて、不具合が起きた際のデータ転送先を自店に設定して貰えればスムーズです。

ツールはどんどん高度化して行きますが、それを扱うのは人である以上、泥臭い人間関係は避けて通れないということですよね。

ただ家電がどのこうに進化してどういったことが出来るようになるのか、は常に勉強していないと、関係が出来ていても話に付いて行けません。

家電の進化には常にアンテナを張りつつ、目の前のつながりを大切にする。

今できることはそれじゃないでしょうか?

頼られなければ情報のハブになることは出来ません。そのためには普段からの情報発信・関係づくりを心がけて行きましょう。

それでは今日も良い1日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。 2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで200件を越えました♪(プロフィール