おはようございます。
町の電器屋さんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

先日の販促セミナーでは昨日ご紹介したお店さんの他にもう一店、ゲストスピーカーをして頂きました。

下津店1

こちらの電気店さんはまだニュースレターを始めて1年ちょっとのお店さん。失敗例も交えてお話しして下さいました。

始めたきっかけは、親しいお客様から「商品DMだけだと分かりにくい。オススメ品をもっとすっきりまとめてくれ」と云われたこと。そこで、言われた通りDMからオススメ品を抜き出して、案内を自作されたのですね。

ところが全く反応が無かった。

下津店2
その時出された「電気通信」

丸囲いをしているのですがこのレター、よく読むと

・今月中のエアコン購入は早期特別値引き
・更にひんやり枕カバーをプレゼント
・当月来店の方に粗品進呈
・更にお誕生月の方に「花かご」プレゼント

メチャクチャ景品が付いています(※このプレゼント期間は終了しています)

なのに反応してくれなかった。

多くのお店はここでこう考えます。

「今どき、景品なんか付けても売れないんだな」

■「おまけ」を付けても売れかったら・・・
こちらの電器屋さんはそうは考えなかった。

「これって、何を意味しているんだろう・・・?」

そうして考えてみた時、余りにも自分達のことが知られていない、だから自分達のことを知ってもらうことから始めよう、と思い直されました。

そうなんですよね。

今現在、量販やネット販売の競合で薄利になっているお店は、他店の成功例を聞いて、いきなり景品をつけたり、おもてなしを始めても大抵上手く行かないんです。

その前に「必ず自分達のことを知ってもらう」段階を踏まなきゃいけない。

高売り戦略
一足飛びには行かれない

女性が顔見知り程度の相手から、いきなりプレゼント攻勢をされても、「ではお付き合いしましょう」となるどころか、気味悪がられるのに似ていますね(笑)

この電気店さんはそのことに気付いて、自分達のことを知ってもらうような形にニュースレターを変えて行った。

その結果何が起こったか?

明日に続きます。

それでは今日も良い1日を☆