おはようございます。
町の電器屋さんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

昨日までコツコツと「アマゾンに真似できない店づくり」について記事を書いていたところ、思いがけないところからブログ紹介を頂きました。ご紹介いただいたのはこちら。


今井さんは地域活性に特化したコンサル、講演を行っている方。旅館の経営者されている旦那さんがボクと同じマーケティング塾に学んでおられ、そのご縁でご紹介頂きました。

この記事の中で当初は通販サイトで見積もりを取り、地域の電気店で買う習慣が無かった今井さんが、町の電器屋さんで買うに至るまでの心の動きが分かりやすく書かれています。(他の記事も街の電気屋さんに置き換えると非常に参考になる内容です)

■「これなら町の電器屋さんで買う!」3つの理由

1.地域店独自のサービスが受けられること
今回は冷蔵庫の購入から搬入と設置を一貫してやって貰えること。予算の範囲内で親身に相談に乗って貰えたこと、などを挙げておられます。

「そんなもん、ウチでもやってる!」

ほぼ全ての電気店さんがこう言うでしょう。しかし重要なことは、これらのサービスが「知られていない」という事実です。

「当店はそれをやるのが当たり前だから客も知っていて当然。」今までの地域電器店衰退の一因は、量販店進出だけでなく、こうした我々業界の態度にもその一因がある筈です。

ここで紹介されたアトム電器豊岡南店さんはそれをしっかり発信されていた、ということ。

アトム豊岡南店
『豊岡市の街の電器屋さん アトム電器豊岡南店』

2:個を出し、顔の見えるお店であること
たとえ親身なサービスを謳っていても、いざ来て貰うまでどんな人が来るか分からない店から買いたいとは普通思いません。

今回の場合、電気店さんがネット上でしっかり顔を出し、なおかつブログで自分達の生活のことも伝えていることから、ただ商品とサービスを供するだけでない、地域密着の店と認知されました。

そこまで認知されて初めて、異動の多い量販店との違いが明確になるのです。

3:関係性があること
今回の場合、ボクと今井さんの旦那さんが知り合いだったことがご紹介のきっかけになりました。

こう言うと、こう返す方もいらっしゃいます。

「メオさん、それならウチにも客を紹介してよ!」

よく読んで頂きたいのですが、今回ボクは豊岡南店さんを紹介はしていません。その為の行動は何もしていないのです。

以前ブログ等の発信のやり方を学びに出掛けた勉強会でたまたま出会った人が、その後ボクのブログを読んでくれていた。

その後奥様の方でお困りごとが出来た時に、ちゃんと発信しているボクつながりの安心感のあるお店を探したところ、やはりちゃんと発信を続けているアトム電器豊岡南店さんが見付かった。

それだけです。強いて言えば、ボクも豊岡南店さんもコンスタントに情報発信していたことが要因。

■ご新規は誰だって不安なもの
ご新規と云うのは最初は不安なもので、如何にそのハードルを下げて頂くかがポイントです。

紹介だってあまり知らない店に、大事な友人や知り合いを紹介は出来ないものです。

今回ブログで紹介して頂いた3つの決め手は、その意味でお客様側から見た大変重要な視点を伝えてくれています。

是非、自店独自のサービスを「あえて」見える化し、自分達の人となりが分かるように伝えてみて下さい。

それでは今日も良い1日を☆