ラモーラ



出版社 早川書


586p 二段書き


書籍紹介


運河が縦横に流れ、輝ける硝子の塔が街を見下ろす美しい水の都カモール。この都の秩序は、表の政治を司るニコヴァンテ公爵と、裏社会を統べるカパ・バルサヴィが結んだ秘密の不可侵協定によって保たれている。だが、ちかごろ秘密協定にそむいて貴族を狙う詐欺師集団が暗躍しているという噂があった。その詐欺師集団の正体こそ、天才ロック・ラモーラ率いる悪党紳士団であった。生まれながらにして巧みに人を欺き、変幻自在に姿をいつわり、嘘を真実に見せかけてしまう才能に長けたロックは、力自慢のジャン、一卵性双生児のカーロとガルド、ちびの少年バグら仲間とともに、貴族を相手に大規模なコン・ゲームを仕掛けては莫大な財産を手に入れていた。そんなとき、カパ・バルサヴィに仕える盗賊団の頭たちが、灰色王と名乗る男に次々と殺される事件が起きる。姿を見せずに殺戮を繰り返す灰色王の目的はなんなのか…そしてついに、その魔手がロックの身にも迫る!著者の華麗なるデビュー作。


読み終わるのに時間がかかりました。586ページの二段なので実質1000ページを超える大作です。


一章ごとに幕間があり幕間では幼少のエピソードが書かれており読者をあきさせない内容になっています。


力の持たないロックが知恵をつくして物事を解決するのは読んでいておもしろかったです。


本の出版直後にワーナー・ブラザーズが映画化権を取得しているのでじきに映画が公開されるので楽しみです。


けど、本の内容そのまま映画にしたらR15指定は確定でしょうね。それぐらいリアルに書かれています。