三井住友VISAカード シアター
宝塚グランドロマン
『ベルサイユのばら』
-フェルゼン編-
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純
観劇してきました。my初日です
あぁ、美しき宝塚を観た!!!
というのが率直な感想です
華やかで、麗しく、切なく、儚く・・・
これぞ宝塚な舞台です!
彩風咲奈率いる雪組の組子、
みなが心ひとつに
舞台に集中していることが見て取れる
大満足な公演でした
咲ちゃん(彩風咲奈)の
誠実さが溢れるフェルゼン
まなざしひとつ、
指先の向きひとつにまで
気持ちをこめている
咲ちゃん(彩風咲奈)フェルゼンの姿は
思わず・・・
手を合わせて拝みたくなる神々しさでした。
フェルゼンが王妃とは知らずに
マリーと出会う場面
宮廷に身の置き場がないフェルゼンの様子を
さきちゃんが繊細に演じ、
出会いの場面が印象付けられました。
薔薇の花の舞台装置がひらくと
フェルゼンとマリーが現れる逢瀬の演出も
薔薇の精と相まって印象的でした。
いやいや、あれこれ言う以前に
とにかく美しいのです
夢白ちゃんマリーは、
フェルゼンを愛する一人の女性であり
王妃であり、母である。
この切なさを、重厚に、気品をもって演じられていました。
牢獄以降の夢白マリーも
やはり神々しいのです。
刑場の階段を上る姿には
胸をつかれました
お衣装のすばらしさも、また格別です。
こんなに布の量が多い舞台・・・って
そうそうあるもんじゃないわ
そ・し・て
朝美オスカル
まぁ、ブロンドの髪~ひるがえし~
青い瞳のその姿~
本当に美しいオスカルでした
まぁ・・・いきなりなぜ「私を抱け」になるのか
原作を知らなければ、
脚本に唐突感が否めませんが
さまざまな万難を排して
アーサー・オスカルは
これぞ オスカル の姿でした
そのほかに目を引いたのが
ジャンヌ(音彩唯)です
原作のあの
堂々と、ぬけぬけと、ふるまうジャンヌそのものでしたね。
表情といい所作といい、歌といい
堂々たるジャンヌぶりでした。
ブイエ将軍(悠真倫)の憎々しさも
まりんさんの栄禄もブイエ将軍も、とっても好きです。
今回はお席も満足度を上げてくれました。
1階23列1桁席で・・・
チケットを手にしたときは、ちょっと残念な席と
思っていたのですが
客席降りがあるという初日情報を知り
2度の客降りで、咲ちゃん・雪組メンバーが目の前に
やっぱり、客降りは格別です
今日も観劇でエネルギー充填できました