以前このブログでも

書いたことがあるシャイン・オン!キッズさんによるビーズオブカレッジのプログラム。



ビーズオブカレッジ


採血や、化学療法、放射線治療、治療や処置だけでなく入学や誕生日など、ビーズの一つ一つ意味が込められていて、治療を頑張るたびに、特別なことを成し遂げるたびにビーズがもらえてそれを繋いでいきます。


ビーズを見ると

治療期間すごしてきた様子がわかるのです。




このプログラムを取り入れている病院は限られていますが、あちゃんは脳腫瘍の治療中、

転院先の病院が実施していて参加させてもらいました。



その時のビーズ



前置きが長くなりましたが


あちゃんとお別れしてから

ふと、このビーズプログラムの事を

思いました。


このビーズオブカレッジには

お空に旅立った子がもらえる

バタフライのビーズというのがあるのです。


このプログラムをやっていた病院は

遠方の病院で

退院してから行けていないどころか

報告もできていないので

ビーズオブカレッジの

事務局さんに問い合わせをしてみました。


すると事務局さんからの提案があり

あちゃんがビーズオブカレッジをした

病院と繋いで下さることになったのです。




病院と連絡を取る事ができて

メールでのやりとりにはなりますが

ご報告させていただき

バタフライのビーズを

病院から送っていただくことになりました。




そして、届きました。

ちょうどあちゃんの100ヵ日に届きました。

綺麗なブルーにゴールドが輝く美しい蝶々。


"蝶はいつの時代も、悲しみに暮れている人々に多くの希望をもたらしてきました。 少しでもバタフライのビーズが、あなたに希望と平和をもたらすのに役立つことを願っています。

ビーズオブカレッジより愛をこめて"


と英語で書かれた紙が入っていました。




このビーズを送っていただくにあたり

やり取りをする中で

病院のご厚意と私の意思で

あちゃんが頑張った

去年の心不全の治療のビーズも

送っていただけることになりました。


届いたビーズを

一つ一つ

あちゃんの頑張りを想いながら

繋いでいきました。


お別れしたら無くなってしまったと思った

私があちゃんのためにしてあげられる事。


あちゃんのためにしてあげられる事が出来て

本当に嬉しかったです。

脳腫瘍の治療、心不全の治療、

そしてバタフライのビーズ、


あちゃんが頑張って生き抜いた姿が

ビーズにふきこまれました。


治療中ではなく、退院後の事、

お空へ旅立ってしまった後も

こうして続きのプログラムをさせてもらい

私たち家族に寄り添うため

忙しい中、時間を割いてくださった

病院に本当に感謝しています。

シャイン・オン!キッズさん

ビーズ作家さん、寄付で繋いでくださる方々にも感謝しています。


病院から届いたものの中にはお手紙や

子どもを亡くした親への心遣いある紙と

グリーフケアに関する資料も

入っていました。


お空へ旅立った子の

家族へのフォローが

こんなにされることに

驚きと感動を覚えました。



バタフライビーズへの問い合わせが

繋なり繋がりこういう形になり

私は嬉しいのです。

ご厚意に甘えてしまったのですが

とても満たされました。

あちゃんも喜んでくれているような気がします。


あちゃんからのプレゼントでもあったように感じます。






してあげられる事は

無くなったわけではなくて

たくさんではないけどまだまだある


私はこれからも

あちゃんを想って生きていきたい。