“※クリアパーツの中には、製造工程上気泡が入っているものがありますがご了承ください。”
という常套句なんか気に留める事もなかったんですがね。
フラッと近所のお店に行った際、『30MM 1/144 フォレスティエリ 03』を買ったんですよ。
ガンプラと違い、30MMシリーズはまだ割引が適用されているだけでなく、コレに関しては半額だったので買っちゃったよね。安いは正義!
ガンプラは作るのにチト躊躇するけど、30MMは家に着いた瞬間にバリバリ袋を開けられる気安さが好きです。
小型EXAMACSとの事で、”30MMフレーム2”という関節パーツが集まるランナーが目新しいです。”~フレーム1”のダウンサイジング版=各パーツも小さくなったんだからゲートを2カ所にしてくれ…。
…と、パーツチェックをしていたところ、衝撃の光景が目に入り…。
プラズマビームソードの刀身でもあるクリアパーツに気泡が…!
ランナーにはよく見るけど、実際に使うパーツに、しかもこんなにデカくて綺麗な気泡は初めましてです。
売り方や設計にはイラッとする頻度が激増したけど、バンダイのプラモデル=バンプラの品質は非常に高く評価しているので、滅多にお目にかかれない不具合品に遭遇したと思い込んでいるせいか、あまり腹も立っていません(笑)。
冒頭の、”製造上の都合により云々”という断り書きも、言い換えれば“不可抗力だから勘弁してね”という意味で不良品には相当しないものとして、気泡を原因とした交換対応はしないのかな?
まぁ、ガンプラ人口の増加に比例して、クレーマー気質の人間(パチラーが多そう)の相手をする機会が増えてウンザリしているであろうメーカーサポートの心労も鑑みれば、問い合わせすらしないけどね。
そういえば、30MMシリーズでビームサーベル的な武器を見るのも初めてか。
「パチラーじゃあるまいし、ある程度は手を動かせるのであれば、ちょっとくらいのパーツの不具合なんか自分で直せよ!」と言われれば、受けて立つのがモデラーの性。
そこで不具合を逆手に取った絶妙な表現をする人もいますが、クリアパーツの気泡に関してはお手上げじゃないですか? ベタ塗りしちゃうのも勿体ないし。
レアな不具合品ですが、だからって使い道はないんだよな…。
まぁ、これに代わる代用品は腐るほどあるのでね。
溜まりに溜まったビーム刃のパーツを探せば、どれかしら良いのがあるだろうし。
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定価は1320円ですよ、念のため。