昭和ウルトラマンのBlu-rayは、そこそこ揃えているんですがね。
ついに6番目たる作品、そしてタロウがやって来た!って事で、『ウルトラマンタロウ』のBlu-rayを買いました。
正確には『ULTRAMAN TARO』なんですが。
おそらく、ウルトラマンシリーズのマニアを気取ろうとする人間の通過儀式として、『ウルトラセブン』こそがシリーズの最高峰だと言いたがる時期があると思います。
それもそれで構わないんですが、実はそれって他のシリーズをあまり見ていない表れにも聞こえるんですよ。本当はシリーズ前作を観ていなきゃデカい事も言えないはずなんだけどね。
そんな連中に、では『~セブン』とは対極的に、一番つまんない作品は?と聞かれれば、この『ウルトラマンタロウ』の名を挙げる人は少なくないと思います。
…と、ここまで若い頃の俺ッチの話なので、話半分でOKですよ(笑)。
でも、どんな作品にも良い点や悪い点は確実にあり、この世に100点と0点の作品は存在しないと考える俺ッチ的には、駄作と呼ばれがちな『~タロウ』に一度はキチンと向き合ってみたかったんですよね。安かったし。
『~タロウ』という作品の魅力の多くは、主人公である東光太郎にあると思います。
どうです、この爽やか野郎っぷり!
レオまでの昭和ウルトラマンの中で、個人的に一番のイケメンだと感じるのは、この東光太郎=篠田三郎さんだと思います(ちなみに、次点は郷秀樹=団次郎さん)。
けど、カッコ良いのはルックスだけじゃないんですよね。
ケガをした光太郎が、女性(=後に知り合う白鳥さおり)に応急手当としてハンカチを巻いてもらうのを見ながら、
「きれいだ…」
「いいんです、こんなハンカチ」
「いや、あなたの事ですよ」
…ほらほら、そこの女子! 爛漫な男子が屈託のない笑顔でこんなセリフを言われたら、キュンとしませんか?って、女子向け要素が皆無の当ブログで聞くのも愚問ですが(笑)。
純真なだけでなく、破天荒なキャラも光太郎の魅力です。
タンカーに乗せてもらい帰国するんですが、港に着いた途端、そのまま海に飛び込んじゃうんだから衝撃です(笑)。登場後1分もしないうちに、強烈なインパクトを与えてくれます。
他にも、50メートルくらいもある怪獣にナイフ1本で立ち向かって行ったり、まるで元気な子犬のようで、もはや可愛いんですよ(笑)。
そんなハチャメチャな光ちゃんが放っておけません。
って事で、まだ1話しか観れていませんが、本作はシリーズ2番目に多い全53話。ゆるりと楽しむぞ~。
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