皆さん、台風19号はどうでしたか?
どうにかなってしまった人は、こんな草の根ブログを呑気に読んでる余裕はないだろうから、そうではなかった人に向けて発信しています。
「意外と大した事なかったね」
「緊急警報、煽りすぎ」
「酒飲んで酔っ払ってたよ」
――会社に行くと、そんなセリフがよく聞こえました。
幸いな事に、俺ッチんトコも含め、周囲の被害は限りなく小さいもので済みました。
けどねぇ……↑のような余裕発言ができるお前らに言いたい。
「地球、舐めんな」
誰に降りかかってもおかしくない天災に遭わなくて済んだのは、半分以上が単に運なんだぜ?
世界各地で自然災害が起き、その惨状を見ても他人事のように感じていましたが、そんな俺ッチの日和見根性を変えたのは、間違いなく3・11です。
規模の大小を問わず、天災に遭わずに一生を終える事は免れない。なおかつ、大自然の力の前には、人間の浅知恵なんか到底敵わない事を学びました。
あの未曾有の災害後の光景を見た時の記憶、そこまで薄れちゃってる人がここまで多いのかとガッカリしました。
地震じゃなくても、台風だって立派に怖い天災なのに。
襲来前、「どうせ足掻いたところで自然には敵わないし、人間誰しも死ぬ時は死ぬんだ」とか言っちゃうような人もいましたが、単にイキッてるだけに過ぎないと見透かします。
崖っぷちに立っても虚勢は張れるけど、その足元の岩が欠けてくれば、そうは言ってられませんよね。
幸か不幸か、それを実証する機会はなかったけど、そんなセリフを吐く連中に限って、有事の際にはみっともないくらいに命乞いをするんじゃないかと思っています。
だからって俺ッチのように、ただ戦々恐々と有事の瞬間をガクガク&ブルブルと待っているのが正しいとは思いませんがね。いい歳こいたオジサンがよ…(笑)。
地球は基本的には大らかではあるけど、病んだり怒ったりすれば、ああいう天災も起こり得る。
人間一匹ごとき、取るに足らないくらいの小っせー生き物だから、何かをしてやるには非力すぎるけど、今よりもう少しでも敬意を払わなきゃなぁ。