観てきた、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

声高にイチャモンを付けたいのであれば、実際に観なきゃいけない事を信条としている俺ッチ。
余談ながら、それを実行したのは『ドラゴンボール エボリューション』と『SPACE BATTLESHIPヤマト』です(笑)。
――って事で観てきました、理力の覚醒。…もとい、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』。

「ったくルーカスも腑抜けてるよなー。『スター・ウォーズ』は6部作で終了とか言っときながら、安易に権利を売っ払って、やっぱ最初に言った通り9部作にしまーすとか、あり得ねぇだろ?」
…と思った諸氏は少なくないと思います。俺ッチもその中の1人です。…いや、今となっては、その中の1人“でした”。

極力、先行情報を仕入れずに観たのもあって、かなり楽しめました。
我先にと作品の内容を漏らすような、いわば“映画の遊び方”を知らない無粋な連中はいるし、そんな害虫の被害にあったおかげで、純粋に作品が楽しめなかった事がある人は少なからずいます。
不本意ながらも先行情報を仕入れてしまったため、シラケちゃったから観るの止めよっかな……と思っている方々、そんな勿体ない真似こそ止めて下さい。
何故なら、映画は目と耳(と心)で楽しむ、つまり“体感”するものだからです。
たかが言葉による情報を見聞きした程度では、本作の=映画としての楽しみの全ては伝わりませんよ?

砂漠に沈んだスターデストロイヤー(やAT-AT)、夕日を背に飛ぶタイファイター、湖上を飛び交うXウイング群……エピソード7~9を目障りに思っている人も、これらを見てしまえば、2秒で陥落です。俺ッチの事ですね(笑)。
今思ったけど、スター・ウォーズメカって無機質な宇宙空間よりも、(地球によく似た)自然を背景にしている時の方が風情を感じませんか?

ある意味、現代に甦ったエピソード1とも呼べる続編なので、これまでの世界観の継続を象徴するシチュエーションが多いのも、これまでのシリーズを観てきた観客に対するご褒美ですよね。「ああ、ここエピソード○○に似てるな~」と思わせるようなところです。
が、そんなサービスができるのも今作まで。
新たに作られたエピソード1~3は、最終的には4(~6)に繋げるための、つまりオチは決まっていたけど、エピソード9のオチはまだ誰も知りません。
長年語られてきたシリーズの終章がどうなるのか気になるところですが、きっと納得できるような締め方をしてくれる事でしょう。ハリウッド映画はマジョリティを納得させるオチの付け方も上手いしね。
何にせよ、イウォークとの仲良し大作戦(笑)がスター・ウォーズサーガの締めくくりにならなかっただけでも、実はエピソード7~9の存在価値は高いんだよね…。

なるべく情報をシャットアウトしてたから分かんなかったけど……ダニエル・クレイグさんのネタに関しては知っておきたかったな~…。