ブラジルはジャスピオンの国 | Joon's blog

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ブラジルっつったらサッカー。
…ノンノンノン、違うよキミたち!

って事で、ブラジルではジャスピオンの知名度が異常なまでに高いそうです……ホンマかいな?

ハワイではキカイダーの日(確か4月12日)なんてのがあるくらいの超人気っぷりだそうですが、ブラジルではジャスピオン。
海外では、日本ではマイナーな部類に入る作品の方がお好きなようで(笑)。

ジャスピオンのコミカルなところがブラジル気質にマッチしているらしいけど、そこまで面白キャラでもないぞ(特に後半)。
クソ真面目なファンからすれば冷やかしみたいに聞こえるんだろうけど、こうやって日本の文化が海外で認知されるのって嬉しいよね。
日本人もジャスピオンで盛り上がろうぜ(←今さらっ?)。

『巨獣特捜ジャスピオン』は宇宙刑事とは異なる、似て非なるもの。
「とうっ!」「エイヤッ!」といった大仰な掛け声や必殺技(名)を排したり、英語の曲も作られたりと、チト対象年齢を上げようとしていた作品だったらしいです。
けど、そんな新風は世間に受け容れられなかったのか、必殺技名も出るようになったり、女形アンドロイドであるアンリの男言葉がなくなったり、ジャスピオンの髪型(アフロ!)が変わったりと、ちびっ子の憧れの対象には不向きな要素はことごとく是正されてしまいましたとさ…。
これを考えると、近年のヒーロー作品におけるキャラ(性)は、表現できる幅がスゲー広がったなーと実感するけど、ジャスピオンは時代的に前衛的すぎたんだろうね。

そんな『ジャスピオン』ですが、歌&劇伴といった音楽関連のほとんどが秀逸。
オープニング&エンディングのみならず、挿入歌も多くが名曲ですが、中でも『流星の戦士』は燃えるのよ!