『宇宙船 Vol.137』 | Joon's blog

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『宇宙船 Vol.137』を買って、キターッ!

『フォーゼ』のクリーチャーデザインで才を発揮しているものの、描く毎に人間の顔が気持ち悪くなっていく麻宮騎亜のイラストを表紙に持ってくるの、そろそろ止めようよ。

「おいおい、こんなショボい記事でカラーページなんか使うなよ…」と思いながら読み進めていましたが、ななんと今号からオールカラーになったようです。
おおよそ四半世紀(!)買い続けて、こんな日が来ようとは……感慨深いものがあります。
ちなみに今号は1800円。これがデフォルト価格だとすると、別冊付録がある号は2000円超えるのかな…。

そして、『フォーゼ』の後番組、『仮面ライダー○○○○○』(←念のため自粛)の先行情報が載っていましたが、色数が少なく実にシンプル。近年では最もインパクトのあったフォーゼに比べれば、衝撃度はゼロに等しいです(笑)。
スタッフに関しては、個人的に監督よりも気になる脚本は、きだつよしさんって事でプチ期待。
第2世代平成ライダー(『W』以降ね)は、三条陸さんや中島かずきさんといった、これまでにスパ戦orライダーでメインをやっていない新顔を登用する事で、新風を吹かせていますが、シリーズを見続けている人にとっては、これは実に嬉しい配慮。
ローテーション的に、そろそろ井上敏樹が出てきちゃうかなーという懸念(笑)は払拭されたので、とりあえずは一安心です。

今号のインタビュー記事で興味深い人は、アクション映画『アイアンガール』(←タイトルがちょっと…)で主役を演じた、明日花キララさん。
この人が主役の作品は多々ありますが、そんな“役”を演じ続けてきた事と、スタイルの良さも相まって、今回の映画のああいうスーツもよく似合います。
個人的にこの人については、以前やってた深夜ドラマ『嬢王3』で注目するようになったんだよね。アレについてはセックスアピール全開の役でしたが、それを含めた上で、いわゆる“イヤな女”を力演していたと思います。
似たような出自を持つ人は多々いますが、その手の人達の表現方法の幅の広さは、いわゆる大女優にも勝っている点ではないかと思います。首から上だけでも魅力的な人はゴロゴロいる事だし、いずれは単なるセクシー要員の域を脱した女優さんになって欲しいですね。
余談ですが、この人の主演作品は1本しか見ていませんので(笑)。

それにしても、夏の『フォーゼ』劇場版の監督は坂本浩一さんだそうで、フツーに楽しみ。

この人の監督作品は、男はカッコ良く&女は可愛く(orセクシー)に見せるスタイルが分かりやすくて好きです。インタビューを読む限り、それを隠そうともせず、いたって本能的に作品を作る姿勢が好印象です。実はエンターテインメントの本質を突いていると思うんですが、おそらくそんな計算はしていなさそうな(笑)。
キョーダインの登場云々といったネタがニュース等で話題になっていましたが、それだけじゃないじゃないですか…。もちろん変形するよね、アレ。

これとは対極的に、『ゴーバスターズ』の寂しさと言ったら…。去年が多すぎたせいか、今年のゲストの少なさには涙が出そうですよ…。
つーか、バスターズはロボ戦に力を入れると公言しているんだから、ウン十年ぶりにスパ戦のプラモを出して欲しいです。メガゾード全種とかでないかなぁ、本当は気乗りしないけどVer.kaとかかこつけて。