青の騎士ベルゼルガ物語 「黒き炎 編」 | ボトキチブログ

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さて今回は小説青の騎士ベルゼルガ物語です。
物語前半部「黒き炎編」をご紹介します。

 

1巻
朝日ソノラマ 刊
1985年6月29日

 

 

2巻
1985年9月30日

 

 

旧装版
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新装版
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青の騎士ベルゼルガ物語(通称青ベル)はもともとはタカラが発行していたホビー誌デュアルマガジンに掲載されていた小説です。
その後ソノラマ文庫にて再編集・書き下ろしで発行されました。
(詳しくはWikipediaをご覧ください。)

 

 

 

 

ちなみに現在はデュアルマガジ版ソノラマ版という風に区別されています。
デュアルマガジン版はホビージャパン別冊にて読むことができます。

 

 

 

今回参考までにWikipediaを初めて読んだんですがなんか、良くできてて、つーか良くできすぎていて私的にあれ以上のものはできないので適当にいっときます。

 

 

ストーリーを簡潔に説明すると主人公ケインが殺された親友の敵討ちのため、バトリングしながら旅をするというお話です。

 

 

 

私はこの物語はまったのが高校生ぐらいだったと思いますがホビージャパンの影響だったことは間違いありません。
デュアルマガジンは後から集めだしたので青ベルに出会ったのはソノラマ板が先ですね。
すっかりその物語とイラストにはまってしまいまして1/60を色々いじったものです。
発売された年に買ったのですが私が購入した(11月)時にはすでに7版でしたので、その人気の高さが伺えます。

 

 

 

さて、この作品を語る場合1、2巻「黒き炎編」と3,4巻「メルキア騎士団計画編」とを分けて考えねばなりません。
今回はその前半部分の1・2巻についてお話しましょう。

 

 

この物語は当初2巻「黒き炎編」で完結するはずでした。
(当時の帯にも全2巻とかいてあるから間違いない。)
今でも青ベルに関して毛嫌いする人の中でも「2巻までは認める」という人もいるくらいでして「黒き炎編」は原作アニメであるボトムズの世界観を壊すことなく独自の世界を描き、最低野郎にはたまらない魅力を放っています。
最近の作品などでは「最低野郎」のフレーズがかすんでしまう感がありますが青ベル世界ではATやバトリングに関わる連中はきっちり最低野郎として描かれております。
また細かい描写が素晴らしく、選手控え室でのイライラ感、バトリング会場での緊張感や臨場感は見事ですし、その行間からはマシンオイルの匂いすらただよってきそうなくらいです。
主人公ケインの技の特訓に加え、ヒロイン、ロニーの小悪魔感、ロボモノお約束の主役メカのパワーワップ!とくればロボ好き男子の血が沸き立たないわけもなく、その世界観にハマりアニメ化してくれないものかと夢想したものでした・・。

 

 

さてこの小説、物語のアツサもさることながらやはり幡池センセの挿絵がすばらしく魅力的です。

 

 

 

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雰囲気のあるイラストで素敵です♪

 

 

 

評価

 

 

 

☆☆☆☆☆(文句なしの星5つ!)

 

 

 

この作品、あまりにも好きすぎて逆になにを語っていいのかわからなくなってきましたw
なので今回はこの辺で。
次回は後半部分「メルキア騎士団計画編」を取り上げたいと思います。