テレビカメラを向けられて、マイクを差し出されて、開口一番、
「遺言ときいてどういうことを思いますか?」
正直、何を聞かれているのかよくわからなかったのですが、どうやら遺言やその準備をしていますか、ということだったようです。
そして「今、こういうものがあるのですが、見たことはありますか?」と差し出されたのが、これです。
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ここでガッテン、よくある商品紹介の時に使う映像をつくっていたんだなとわかりました。そこからは何とか役に立つ(使ってもらえそうな)ことを考えてしゃべりましたが、もうちょっと最初の質問にちゃんと答えておけばよかったなぁ、と反省しているところです。
取材が終わり、道すがら考えていたんですが、遺言というのは故人が財産を譲渡したい人を特定し、それを守るためのものですよね。マイケル・ジャクソンや犬神家の一族を見るように、遺産に関しては誰もが関心を寄せ、あわよくばそれをせしめとろうというところがあります。
その時、意見のいえない立場のものであると、財産がすっかりもっていかれてしまったりして、故人の意向とはまるで違ったものになり、これでは浮かばれないわけです。
「遺言を作ったことありますか?」とも聞かれたのですが、さすがに39歳で作っている人はいないだろう、と思ったのですが、世の中にはやはりその年齢でも作成している人がいるのだろうな、とも思いました。遺すものがあり、守るべきものがある人はやはりそのあたりをきちんとしなければいけませんからね。早くそういう人になりたいものです。
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