- グーグル・マーケティング!/押切 孝雄
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以前にも「Google」関連で役に立つ本を紹介したことがありましたが、これはさらに役に立ちそうな本です。
昨年、発売された本ですが、Googleのサービスを使って、マーケティングに生かそうということが、前回紹介した「Google Analytics経営戦略」よりももっとわかりやすく、しかも技術的にというよりはちょっと頭を使って、というような観点で書かれているところが特徴です。
Google Analyticsを使いましょう、アドワーズもやりましょう、というのはどの本にも書かれているところですが、キーワードのこれまでのトレンドを見るGoogleトレンドや、単にブログを探すということではなくて、期間を設定して書き込み量などを見る、Googleブログ検索など、一見見過ごしてしまいそうな視点が記載されています。
事例として、「ハバネロ」と「スターバックス」というキーワードを使って、どれぐらい浸透しているのか、どのようにすればその浸透具合がわかるのか、などGoogleのツールを使ってこんなこともできますというのを書き上げています。
もちろん中には「そんなこと知っている！」というところがないわけでないと思いますが、そうしたところも振り返りの意味で見ると新しい発見があるような気がします。わかりやすく書いてあるからこそ、「知っている」という境地に陥りがちですが、あっさり書かれている中に深い情報（もちろん、そのままでは役に立たないので、自分の中で一度咀嚼して、再加工しなければいけないと思いますが・・・）があるように思います。
インターネットマーケティングに携わる人はぜひ一読をオススメします。一日あれば読めると思います。