子どもたちに誇れるしごとを。 | 想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム

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この写真、「またクレーンかよ」って感じだと思いますが、そうではなくて中央にならぶパネルに注目です。



想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム-子どもたちに誇れるしごとを。

まあ、この写真から何が書いてあるか読めないのですが、肉眼でははっきり読めます。そこにはこう書いてあります。


子どもたちに誇れるしごとを。


朝からこういう言葉を目にすると一気にボルテージが上ってきて、いい仕事しなくては、と思うのですが、もちろんこのスローガンといえば、ご存知、清水建設 ですね。


清水建設のCM は見たことあると思います。子供たちがたくさん登場してきて、「しんじていればできるよね♪」という唄をうたいながら、いろんな建築物、たとえばタイムマシンのトンネルとか、クジラと泳げるプールとかそういったものができたらいいな、と夢を語るというCMですね。


まあ、僕は正直なところ、子供とか動物とかをむやみやたらに使って気を惹くというのはあまり好きではないのですが、清水建設のこのCMやこの標語にはそれが見せかけのものではない力を感じるので、強く感動してしまいます。


それは清水建設がこうした仕事をすることに対して子供たちを意識しているというメッセージを発信しているのがずっと前からで、継続的な企業の考え方としてポリシーにしているんだな、というのが強く伝わってくるからです。


僕の記憶では清水建設のこうしたメッセージに気づいたのは1990年に入ってからで、このCMを見たのが最初です。



正直このCMを最初に見たときは衝撃的でした。忌野清志郎が好きだったこともあるのですが、清志郎を起用して子供向けのメッセージを発信する、それをテレビCMで行うなんてなんてステキなんだ、と。


やっぱり企業としては清志郎を起用するというのは勇気がいるというか、もうちょっと大事に、たとえばアットホームなタレントを使うとか、そうするのがオーソドックスなやり方だと思うんですが、そうした意味でも革新的であり、斬新でしたね。


またここで流れているパパの歌はやっぱりいい歌ですよ。自分が親になる前から好きな歌ではありますが、親になったらちょっとこっぱずかしい部分もありますが、やはりこういう歌を正面きって歌える(歌ってもらえる)というのはいいことだと思います(ちなみに作詞は糸井重里なんですよね)


子どもたちに誇れるしごとを。


建設などはやはり形になって残る仕事なので、あれはお父さんが作ったんだ(そういうCMありましたけど)とかそういうことは子供たちには伝えやすいと思います。


だからといって、僕達がいまやっている販売という仕事は形に残らないけれども、子供たちに見せることに主眼をおかずに、誇れるか誇れないか、というところに力点をおけば、必ず誇れる仕事はできます。そう思ってやり続けることが大事ですね。