宮崎あおい 心にしみるアフリカ 生命輝く大地 ルワンダ | 想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム

想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム

ビジネス、ランニング、とにかく取り組んでいること、何かの糧になる?ことについて書き綴っています。多少の個人的な見解と偏見はご了承ください!

昨日、3月1日、フジテレビ系で宮崎あおいがナビゲーターを務めるドキュメンタリー番組が放送されていました。場番組名は「宮崎あおい 心にしみるアフリカ 生命輝く大地 ルワンダ 」。篤姫で国民的人気を不動にした彼女が初めてアフリカの土地に足を踏み入れ、ルワンダの人々やゴリラの群れを間近で見て、思いを語るというもの。


想像と創造を膨らませるビジネスチューインガム-宮崎あおい ルワンダ

アフリカというのは人類誕生の土地といわれていて、人を魅了する何かがありますが、自然の中で暮らすということもさることながら、発展途上であることから来る、貧困、飢餓などの問題あります。そしてルワンダといえば忘れてはならないのが、同じ人種の部族間による殺戮があったいわゆるルワンダ内戦です。


1990年ごろから紛争が起こり、大統領の暗殺の疑いから端を発して、フツ族とツチ族による抗戦が拡大化、ツチ族と一部のフツ族、合わせて100万人の命が100日間のうちに奪われるという稀に見る残虐な行為がありました。


このドキュメンタリーの中でもそのなくなった人達の頭蓋骨などが多くテレビに映り、その場に宮崎あおいも足を踏み入れていましたが、現在は表向きは抗戦も収まり、人々には笑顔もあり、そのような大虐殺があったことは信じられないというような言葉もありました。


宮崎あおいがルワンダに来なくてはならないと思ったのはそうした過去を「ホテル・ルワンダ」で見て、思うところがあったからだと言います。


ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]
¥3,560
Amazon.co.jp

ホテルを経営するフツ族のポールはツチ族のタシアナを妻にもらって子供二人と幸せに暮らしていた。そこに虐殺が始まる前兆を目にしたのち、とてつもないスピードで虐殺の国へと変わっていくルワンダ。その中でフツ族ながら家族のこと、そしてホテルを頼りに逃げ場を求めるツチ族のために、場所を提供し、国外への脱出を図ろうとする・・・。


家族が殺される、道端に人が縦横無尽に倒れている、ナタを振りかざして殺戮を繰り返す・・・これが現実に行ったものとは信じがたい、信じたくないような映像です。もちろん現実はさらに厳しく、さらに残酷極まりない状況だったと思います。人間というのはどこまで残酷になれるのだろうか、ということをつい考えてしまうような事件です。


こうした映像を見ていると今の日本という国はとても幸せな国だと思います。1990年代なんてついこの間のことですから、バブル崩壊はあったかも知れませんが、同じ日本人同士でこうしたことが起こることは考えられません。この恵まれた状況で、僕達は何かを世界に返していかなければいけないと思わざるを得ません。


平和であることはものすごく重要なことである、ということを再認識するとともに、そのことを強く思い続けなければいけないと改めて思います。