意思の鍛錬

     ある父親のことば

「おまえ達が将来、どんな仕事をしていようとも、全身全霊を傾けて
      誠心誠意、仕事をしなさい
 そうすれば、生活の心配をする必要はいらん。
  不注意で投げやりな人間がたくさんいるから
 誠意を持った人間はかならずもとめられるものだ。」


特別なスキルは必要としないが、やる気や計画性、用心深さなどが
      求められる仕事の分野で
  何年も努力しているにもかかわらず 満足のいく成果を

    あげられない人たちがいます。

かれらはだらしなさや怠慢、無能、執拗な義務の不履行のために
     次々に仕事を解雇されてきました

それなのに、多くの失業者たちは法律や社会や天国に文句を
      言い続けています


このどこにでもある徹底不足の問題は、見出しがたいものではありません。
   快楽を求める渇きが原因となっているのです。
  快楽 に心を奪われると、
       堅実な労働意欲がそれますし

 仕事で最善を期すことや 務めを的確にこなすことがどうしても
            おろそかになるのです。


徹底的であるということは 完璧で非のうちどころがないということです。
  それは、それ以上望むべくもないほどものごとを 


    一生懸命することを 意味します。

他のだれより 上手にとは言わないまでも
  他の人がする 最善の仕事に見劣りしないような
   仕事をすることです。

それはまた 知恵をしぼり、エネルギーを惜しみなく使い
根気よく仕事に取り組み
  忍耐や粘り強さや
 高度な義務感をつちかうことを
   意味します









        良いことを恐る恐るだらだらやるよりは
たとえ悪いことや利己的なことであっても
  徹底してやるほうが 好ましいのです。
なぜなら 徹底すれば さまざまな苦しみを味わうことを通して
性格の欠点に気づき、成長するチャンスが生まれるからです。

      すなわち
心を良い方へと導く上昇気流に乗ることが出来るのです。



愛読している
「GLITTER」のコラム
 毎回心に響きます。 
仕事して、ダンスして、ダンスの先生して
バレエの修行して、DJして、
   逃げたいことが
  私にはいっぱいあります。
好きでやっていたとしても  
   毎日何かの期限に追われていて
ひとつひとつの「質」を保つのは 苦しいことです。

でも 誠実にすべてを やっていきたいと 思っています。
折れかかった 心が救われたコラムだったので 

  紹介してみました。

「ジェームズ・アレン全集1」より・・・・