ワイはこの両方ともなれなかったわけだが、今は全く関係ない仕事だが超零細企業の一人経営者として仕事を続けている。

たまたまプログラマーのあるある記事を読んで漫画家とプログラマーには共通項があるなぁと思った。

 

この2つの仕事の共通する点は完成まで時間がかかり、修正作業自体が膨大だということ。とにかく手間で面倒な作業を完成までずっとやり続ける根気が必要なんですね。

 

漫画においてはストーリー作り(ネーム)の段階でまず時間がかかる。商業誌であれば対編集者からOKが出ない限りはこの次のステップに行けず、その後ようやく原稿用紙へ下描きに入れる。ネームに沿って人物・背景の下描きが終わり次に実際のペン入れ。一人で作業をする人なら背景から人物の作画、その後仕上げ作業(ベタ塗り、効果線、消しゴム作業、トーン貼り)が残っている。(アナログ作業なら全てこれをやらなくてはならん)

 

デジタル作業に移行できたとしても結果的にストーリー作りはアナログ作業。作画はアナログにはならないが結局人の手で液タブを使って描くことになるので仕上げ作業が軽減されるぐらいで大変さは変わらないんだよね。これでもフルアナログ作業よりはだいぶ良くなっていると思うけど。

 

プログラムの方も設計からモックアップなどを作成していざ開発スタートとなった時にクライアントからこうしたいああしたいという要望が入って修正→実装の繰り返し地獄になることも普通にある。完成までこの根気のいる作業をやらなくちゃならない。

しかも順調に進めたとしてもバグが発生すれば原因究明にも時間がかかり疲弊する作業が待っている。

 

結局この両方の作業って本当に好きな人かこの仕事で生きていくという腹が座っている人しか続けられない仕事なんだと思う。

漫画の専門学校に行ってた友人たちは実際にプロデビューして今も連載している人もいるが、諦めずに腹が座っている人しか今も連載できていない。

 

特に漫画家を目指している人のあるあるが、作品作りについて言い訳ばっかりして作品を描く量が少なすぎる人は土俵にすら立てていない。量が少なすぎるとチャンスすら来ない。

描く力もストーリー作りも数をこなすことでうまくなると思うが、頭でっかちになっている人が多く結局は描くのが大変だしめんどくさいから描かないだけw。(これワイだったw)

 

ま、この作業自体を面倒だったり思う段階で向いていないってことなんだよねぇ。20代後半で気づきましたw

 

プログラマーになりたい人もコードを嫌ってなるほど書かないと上達しないし、動かせないしね。参考書に載っているものでコードを書いて確かに動いて楽しいって思うこともあるけど自分でこれを作りたいとか目的のものを参考書のコードからアレンジして目的の成果物が作っていける根気がなければプログラマーにもなれない。

 

この2つの仕事はとにかく根気がいる作業。一人で黙々とこなさなくてはならないし、そういうのも全く気にならないぐらい情熱があればきっと天職だと思うw

 

漫画家やプログラマーで本気で食っていきたい人はとにかく頭でっかちにならずにひたすら漫画もコードも書き続けて沢山完成させて下さい。寝る間も惜しんで作業ができるぐらい向いているならきっとプロにはなれます。

 

今日の体重 63.2kg 血圧 112/83/69

 

 

今日も頑張ります~。