完成! 文學界新人賞向けの応募原稿150枚。今日、投函する予定 | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

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文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

完成! 文學界新人賞向けの応募原稿150枚。

ずっと改稿していた、文學界向けの応募原稿が推敲し終わりました。

ジャスト150枚で、最後の行まで書き埋めました。

最後の、最終ページの終章がうまく「まとめ」きれなくて、どうしようかと思って、ずっと迷ってましたが、

その「まとめ」意識そのものがアウトじゃないか、と気づき、

西脇順三郎賞的に「宝石箱を覆したような」終わり方にしてしまいました。笑

 

文字通り、一部に詩をぶち込んでしまってます、最後の章にも。笑

 

いや、詩と言っても、僕的には、わかりやすい詩行で、普段の難解な象徴詩には、さすがにしませんでした。

当初は、最終章へ詩を入れるなんて、そんな邪道な、と思ってたんですが、いや、もういいんですよ、ジャンル枠なんか。

どうせ落選なら、何描いても自由ですからね。

散文と、韻文の違いなど、糞食らえです。

 

今日、午後、講演会へ行く途中で、郵便局の本局の一つでレターパックで投函する予定です。

 

作品のレベルは、自分では全力を尽くしたので、ずいぶん良くなったと信じたいです。

1次選考は最低でも突破して欲しいんですが、結果は予想できず、さっぱりわかりません。

なんせ、小説における自分の現在の筆力がどの程度なのか、さっぱりわからないんですよ。

 

元になった、去年の同賞への落選作よりは、主張が明確になったと思っています。

正確には、改稿において、前作になかった詩や詩的表現をふんだんに入れましたからね。

さらに、元の作品にあった〈企み〉をどんどん派手にし、徹底し、文字通り作品中にぶちまけました。

僕の考える純文学の一つの形態は示せたので、また別の挑戦は、次にすぐ取り掛かる群像文学新人賞でやってみたいと思います。

 

元の作品を活かす形でのやれることはやり尽くしたので、これ以上は、僕の筆力では無理なレベルにはなりました。

これが一つの完成形ですね。

 

エンタメ系を書くときと違って、はちゃめちゃできる点は、すごく楽しいです。笑

今まで、変に「これは小説で散文だから」とか、「純文学はどこまで筋とは無関係な脱線をして遊んでいいか、わからない」とかの制限を、

無意識に科して、勝手に決めた「理想の小説の書き方」へ向けて書いていたので、馬鹿げていました。

 

何より、その「理想の小説の書き方」を当人が知らないのに、七転八倒しているなど本末転倒でした。

散文・小説のルールはある。

その枠をちょっぴり崩すのが純文学。

その枠内で自由に物語展開するのがエンタメ系文学、なのですから。

 

ああ、あと、来月行く放送大学の徳島学習センター面接授業の「英米文学を楽しむ」の往復のバスの予約をしました。

レイモンド・カーヴァーの講義があるので、すごく楽しみにしています。

海外文学の講義は、慶應通信や東洋大学通信ではあったものの、その頃は小説を書いていないか、まだちゃんと書けなかった頃ですからね、

今とは全然、こちらの態勢が違いますから。

スクーリングに当選したことに浮かれていて、宿や交通手段を忘れると大変ですから、ちゃんとメモしています。

 

土日に、自分の行きたいスクーリングへ行けるのは、この非常勤勤務の最大の良さですよね。

今、すごく貧乏だけど、それだけは最大のメリットで嬉しいです。

 

今日は、午前が京都芸術大学の文芸コースのサークルの、エッセイ合評会です。

午後は、講演会へ出かけます。