皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、’25年は昨年に引き続き、勝負の年だと思っています。
僕は生活を年度制で切り盛りしているので、1-3月は去年の計画の延長です。
まあ、小説創作的には変わらないんですが。
目標は、以下の通り。
❶から❹、❾は去年と変わらず、無理ゲー挑戦です。
こればかりは、時間があるからできるものでもないが、やり切らないといけないもの。
◇’25年度 文学賞の応募計画と目標 (黒数字は実現難しいが、頑張る)
❶3月〆切の純文学系新人賞の三つへ応募
(すばる文学賞・文藝賞・新潮新人賞)
→最低1作。できれば2作。 150-300枚 3/31〆切
……毎年、この❶には講談社児童文学新人賞が格付けされてたんですが、とうとう脱落。
でも、完成できるかなあ、と思う困難度は、講談社より、こちらの三つの方が上。
一応、プランだけは2作それぞれに違う形で、ずっとあります。笑
1作は過去の落選作の書き直し、もう1作は短編小説的な技法で各章立てを構成して書くこと。
こんな風に構想している通りに完成できれば、いいのですが。
❷集英社ノベル大賞(1/10〆切)と、メフィスト大賞(2月末or8月末)
……これ、今回のブック・ショート・アワードを書く前は全然、想定もしてなかったんだけど、急遽、挑戦したくなりました。
なぜって、書いてて楽しかったから。
いつも小説を書くのって、どちらかといえば、苦行に近いんです。
でも、ライト文芸と、ミステリーじゃないエンタメで、なんとなく書けるような気がしてきたんですよ。
それと、エンタメに対して、今まで何か変なわだかまりがあったんだと思う。
もちろん、エンタメを書く才能はないと思い込んでいた方が理由として大きかったんだけど、
でも、本当にそうなのかって、今回のアワードを書いて思った。
できるんじゃないか。
今回、いくらでもアイデアは出てきたから。
状況に合わせたらいくらでも出るんだとわかった。
そして、さっき書いた、楽しく書けること。
それって、すごく大事なことじゃないか?
過去の落選作品のアイデアを鍛え直してやってみます。
❸「文學界新人賞 100-200枚 -9/30〆切」と、「永井荷風新人賞(旧:三田文学新人賞) -100枚 -5/31〆切」
……毎年、できるかなあと思ってたもの。
文學界新人賞は去年’24年に書けたこと自体が奇跡のように思えてきている今です。
結果、どうなんでしょうね。
せめて、1次は通過したい。
永井荷風新人賞は、リニューアル前は何度か出して、いつも撃沈してました。
今回は、過去の落選作の改稿でなら、応募できるかと踏んでいます。
❹群像文学新人賞 100-200枚 -10/15〆切
……うーん、そんなに書けるのか、実感が全然がわかない。笑
でも、ブック・ショート・アワードもすんなり書けたから、必ずしも実感と実力はいい意味で合致していないんでしょうか。
⑤日産 童話と絵本のグランプリ10枚
……児童文学からも、基本、手を引いたけど、これだけは書き応募します。
しかも、チィちゃんシリーズと決めています。
こうなりゃ意地ですよ。
⑥小泉八雲顕彰コンクール入賞、こうべ市民文芸、西脇順三郎賞新人賞へ詩を書く
……これらはライフワークなので、開催されれば、必ず応募します。
⑦詩誌「ココア共和国」の応募と、「ユリイカ」「現代詩手帖」の投稿。
……「ココア共和国」へはいつでもできるけど、毎月やるのはできればやめたい。
なんだかんだ言いつつ、詩を書くのは楽しくて、特に掲載される「ココア共和国」はそちらへ逃げて小説を書かないからね。
『現代詩手帖』と『ユリイカ』は、どちらかへは毎月、送るつもり。
某地方新聞の詩部門投稿はもう基本、しない。
とにかく逃げとして詩は書かない。小説に特化すること。
⑧金澤詩人賞、伊藤静雄賞、白鳥省吾賞、新しい詩の声賞、永瀬清子現代詩賞、詩と思想新人賞
……これらは最低限、やる予定。
詩の元となるものは、もう息をするように書いてしまうからね。
それらを仕上げないと逆にストレスになるから。
❾太宰治賞を中心に、他の賞へも 太宰治賞の場合は150-200枚
……これも、ほんと実現性はさっぱりわからない。というか、全然、自信がない。
もしかしたら、純文学系ではなく、エンタメ系を描きたくなっている公算もあるから、
ますますわからなくなってきています。
⑩ブック・ショート・アワードへ短編小説12.5枚 複数作 8-12月・5作品まで
……これ以外も今年はショートショートを戦略的に書くことにする。
いつもは単なる気晴らしだったり、落選作の改稿による思いつき投稿だったんだよね。
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’23年年末に書いたけど、詩、児童文学、純文学小説と三兎を追うには、僕には力不足で無理ゲーでした。
だから、児童文学へは小説の創作力の転用で、力試しを兼ねて中・長編を、落選作の改稿で仕上げることはあっても、
もう新作は書きません。
詩は片手間でもかけるけど、児童文学はそうじゃない。
今は雑音となって、大人向け感覚を鈍らす妨害電波的に感じています。
そこへは逃げてはいけないから。
もしかして、純文学じゃなくてエンタメ系の方が僕に向いている可能性もあるんですが、
とりあえず、現段階では書けない純文学系で頑張り、書けない悩みで七転八倒しないといけないと感じています。
きっと、それがエンタメ系を書く際の養分になる気もしていますので。
なぜか、急にエンタメんもチャレンジできる気分にもなったしね。
これだけでも、’25年は画期的な年になりそうな気がします。
あと、時々、書いているように「今いる状況の、訳のわからない加速感」や根拠のない「成就的な予感」が、
心の中に燻ってくる瞬間があって、正直、困惑してしまいます。
この1・2月に選考結果が判明すると、やっぱり妄想じゃんでスッキリします。