シンクロニシティ……かな? | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

さて、ほぼ半月ほど、元原稿と睨めっこ状態が続いて、

とうとう匙を投げたのを(笑)ダイビングキャッチして、本格改作することにした講談社児童文学新人賞。

 

ええ、もう腹は括りました。

期限は、3月末まであるから、完成自体は大丈夫だと思うけど、

最悪できなくてもいい決意まで固めました。

マンガのネーム風のストーリー作り。

やってやろうじゃないですか。

どこまで忠実に出来るのか、わからないけど、変に期限まで完成とか、応募するとかへ、色気を出さない。

着地点は定めず、一つでも新しい気づきを得ることを目指し、これから取り組みましょう。

 

今まで、本格的に応募創作を始めた’11年からの11年間は、小説創作に関していうと、どちらかと言えば、児童文学メインでやってきました。

でも、結果は明石市文芸祭の’19年二席の議長賞ぐらいしか目ぼしい成果は上がってません。

ちゃんと書けてる自負だけあっても、ダメダメなんですよ。

’23年の未発表の児童文学は、長編児童文学新人賞250枚と、福島正実記念SF童話賞、『日本児童文学』投稿賞の三つがあるけど、

もうどれも落選を覚悟しています。

最終選考に残れば、御の字。

所詮、そのレベルなんですよ。

 

先般、発表された小川未明文学賞の1次選考にも残れないんですからね。

もう実力不足、自力のなさを認めるべきですよ。

 

だって、7年しか活動していない詩は確実に、白鳥省吾賞(昨年:1次選考47に残る)、伊東静雄賞(今年:50篇の佳作に残る)、金澤詩人賞(昨年:入選183篇に残る)と近年も成果を出してるし、

『ユリイカ』の投稿にも’20年・’21年入選しましたからね。

 

小説系は、今の実力じゃダメダメなんですよ。

ちまちまやってても仕方がない。

じゃあ、どうする?

絶望するんじゃなくて、成長するしかない。

欠点・短所を繕って。

 

その答えの一つが、エンタメ系のマンガのネーム作りであり、もう一つが一度、児童文学を封印して、そこから離れること。

つまり、大人向けの純文学へ専念することです。

(そうだよね。なら、この7月から日本児童文学者協会の会員になろうと思ったのは間違いだ。

 来年、回しにしよう。)

 

こう腹を括ったのは、以下の『児童文芸』’23年秋号の特集ページ〈児童文学塾 長編にチャレンジ!〉を読んだからです。

(これ、すごくいい特集でした。ぜひ、買うべきです)

 

 

特に、講談社の編集部の、田久保遙さんの「長編で新人賞に応募する方に期待すること」の文は、心へ沁みました。

読者対象である子どもたちにどれだけ興味を持ってもらえるか、という1文は、ここ最近、気づいた読み手ファーストの考え方そのものでした。

 

そうして、いろいろ考えていると、これって、シンクロニシティの流れにあるのかな、と思い直しました。

前に、同じように、どんどん〈流れ〉に乗って、非文学の全国的な某賞(本名受賞なので、書けない。汗)を受賞したときも同様でしたから。

 

変に色気を出して、3月までに純文学を1本なんて考えている余裕はない。

ほんと実力不足なんですよ。

 

以上の決意をしたら、あら不思議、元原稿への書き直し作業に入れました。

大幅、書き直しですが、使えるところは使います。

でないと、また一からストーリーを考え出すと、例の呪縛に捕まっちゃうので。

基本、ネーム作りのスキルをいかに自分が体得できるかが目標です。

その結果、応募するだけ。

最悪、3月の講談社に間に合わなければ、それ以降の別賞に応募するだけですから。

 

頑張ります。