Peatixでの、イベント「小山田浩子+倉本さおり 『読むこと、書くこと』」ですが、とても面白かったです。
芥川賞作家の小山田浩子さんに終始、書評家の倉本さおりさんが、的確な疑問を呈して、
うまく答えを引き出しておられました。
予想通りで、この『読むこと 書くこと』イベントには、ハズレがなく、いつも刺激的で満足させられます。
もちろん、小説の新たな知見を手に入れることができました。
倉本さんに、日本文学に関する単独の書評書があれば、すぐに書くのに、ないんですよね。
残念です。
もし僕がいつかプロの小説家になったら(笑)、真っ先に対談したいのは、倉本さんです。
そのためには、純文学を書かないといけませんね。
このPeatixのイベントは、見逃し配信があるので、今からでも配信だけなら買えるんじゃないですかね。
1,000円の価値はありますよ。
たぶん、小説創作しない人間には、「へぇー、そうなんだ」の内容でしょうが、
例えば、小山田さんの短編ならスッと書けるのに、長編はなんか短編を糊で引っ付けたみたいになって、書けないかったんですよ、との話は、
まさに今の僕が苦しんでいる1丁目1番地のことなので、心に染み入りました。
ちょうど、小山田さんが雑誌『文藝』の最新号で、同じく芥川賞作家の津村記久子さんと短編小説の書き方について対談している、誌上の特集記事があって、
今回のこのイベントでもそのことについて、触れられてました。
津村さんとは、小山田さんが全く違う書き方をするんだ、とお互い感心されていて、すごく面白かったです。
この『文藝 2023冬季号』は、他にも色々載っていて、買いですよ!
そうそう、倉本さおりさんも、この『文藝』で、短編小説について書いている記事がありますよ。
また、この間から、『文藝』は電子書籍でも買えるようになって、大助かりです。
いつも分厚すぎて、結局、全部読んでないのに、古本屋へ出しちゃうか、廃棄するんですよ。
うーん、太宰治賞を書かないと……、今回のイベントからも色々ヒントはもらってるし、色々アイデアはあるんですが、
なかなか筆は進みません。
追い詰められて、一気呵成に書くしかないのかな。
変に、元原稿を活かそうとするから、却って書きづらい部分はあるんですが、
ゼロから書くのも大変で、今回は練習として、改稿で完成させる、と決めているので、逃げずに頑張ります。
追記:
昨日のアクセス数も345で、28位でした。
みな様、ご訪問、ありがとうございます。
ただ、マスコミが書かない記事を、色々と事実としてお知らせするものもも午後に書いているので、それとの合わせ技の数字ですね。