いやあ、これは名著です。『五代ゆう 榊一郎の小説指南』。感服しました | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

久々に、小説の技法書を読んで、

ここから楽しめました。

 

間違いなく、これは名著です。

『五代ゆう 榊一郎の小説指南』。

心から感服し、かつ楽しめました。

 

 

五代さん、榊一郎さん、共にライトノベル作家です。

たぶん、僕は五代さんの、グインサーガの引き継ぎ作品1冊しか読んだことがないと思います。

でも、それも亡くなった栗本薫さんの後を、どう書いたんだろう、とストーリーしか興味を持たずに読んだ、流し読みですので、

読んだうちに入りません。

 

で、五代さんの本を読もうと、近くのブックオフや古本市場へ行くと、1冊もない。笑

ブックオフはライトノベルもファンタジーもあまり置いていない店舗だからか、と思いますが、古本市場は結構、置いてあるのに、ありません。

榊一郎さんのものも、数冊しかなくて、1冊、買いましたが。

オンラインブックオフで買ってみることにしました。

 

なぜ、五代ゆうさんにこだわっているかというと、大阪梅田のNHK文化センターで「小説の書き方」という新規で10月から講座が開かれるはずだったからです。

 

「えっ? はずだった」と思われたでしょう。

 

そうなんです。

なんでも、生徒が集まらなかったそうで、中止になってしまいました。

僕も、10月からは他とダブルブッキングしたので、1月からの途中受講を考えていました。

1月から再募集するそうですが、当初の土曜日の午後かどうかはわからないそうです。

 

僕が今まで受講した、ファンタジー系やSF作家系の人の創作教室は、二つ。

大御所の故・眉村卓さんのところへ数年間の間隔を挟んで数期と、牧野修さんのところへNHK文化センター神戸で’19年1月から半年かな? 

前者の眉村さんは、残念ながら「書け書け式」で、特にS F小説の極意を教えてくれることもなく、全然役立ちませんでした。

「自分の書きパターンを作れ!」というセリフと、毒の本を読んでおられるのが印象的だったぐらいです。

後者の牧野修さんも、基本「書け書け式」で、ちょっと一般的な物語の作り方を軽くレクチャーされましたが、取り立てて物珍しいこともありませんでした。

 

だから、どうしても、心残りだったんです。

なんか忘れてないか、と。

 

また、受講したら、感想を書きます。

良い場合は、詳しく感想を。

ダメだった場合は、あっさりかスルーで。

お察しください。笑

 

追記:

昨日のアクセス数が300で29位だったようです。

みなさま、ご訪問、ありがとうございます。