ダメです。
諦めました。
三田文学新人賞。
アイデアはあっても、それを検証する段階は進めなくて、断念します。
ダメ人間な僕。
がっくし。_| ̄|○
で、ただでは転ばず、
昨日は、落選原稿を大幅に書き換えて、
ふくい風花随筆文学賞5枚を完成させて、
web提出しました。
さらに、京都キタ短編文学賞10枚に取り組んでいます。
これも、過去に京都を舞台にした平安時代ファンタジーを書いたので、
それをベースに書き直し中です。
当初から、この原稿をベースにしたら、出来そうとは思って、
心の片隅にあったんですが、
全然、アイデアが浮かばないままだったんです。
ところが、
10/31〆切という、まっ直前になると、組み替えアイデアとストーリーが少しずつ浮かんできました。笑
もはや、10枚前後の短編ショートショートは、比較的、自由に書けるようになってきた気がしました。
100枚の、しかも純文学だぞ、と変に身構えなくていいので、
すごく楽に、愉しく書けます。
ベースの話があると、そのもともとの〈企み〉をさらに、もうひと捻りすれば、いいので、
零からベースで創るよりは、ほんと楽です。
残り6枚ほどなので、今日、明日中に、草稿がまとめられると思います。
おい、ちょっと待てよ!
脱〈ストーリー展開〉だったはずなのに、なんでストーリーから考えてるの?
と思われた方、鋭い、です。
この作品は、エンタメ系で、条件としては「京都の北区を訪れてみたくなる作品」との条件が科されています。
つまり、実際の場所プラス、面白くなければならないんですね。
すでに、ベース作品で、ある〈企み〉を入れて、それが作品全体を和製ファンタジー化しています。
だから、それを活かす方向へストーリーを転がせばいいだけなんです。
僕の理論の範疇では。
どんな〈企み〉にしようか、それで本当に作品化(=つまり小説として、ストーリー展開できるのか)に悩まなくて、いいんですよ。
僕が三田文学新人賞を断念して、途中まででもまるで書けなかったのは、
〈企み〉自体はアイデアとしてあっても、
この〈企み〉から〈ストーリー展開〉への流れが掴めなかったからです。
詩では、この掴みというか、「作品の素」のことを、「モヤモヤ」とよく呼んでいました。
「モヤモヤ」が見える段階へ進まなかったんです。
でも、きっと、挫折して、横の脇道へ入ったように見えて、
この短編を描いた経験も、役立つ、そんな予感があります。
どのみち、この三田文学新人賞用のアイデアを、12/10〆切の太宰治賞へ転用するつもりでしたから。
立ち止まるつもりはありません。