諦めた三田文学新人賞。でも、京都キタ短編文学賞を考案中 | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

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文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

ダメです。

諦めました。

三田文学新人賞。

アイデアはあっても、それを検証する段階は進めなくて、断念します。

ダメ人間な僕。

がっくし。_| ̄|○


で、ただでは転ばず、

昨日は、落選原稿を大幅に書き換えて、

ふくい風花随筆文学賞5枚を完成させて、

web提出しました。


さらに、京都キタ短編文学賞10枚に取り組んでいます。

これも、過去に京都を舞台にした平安時代ファンタジーを書いたので、

それをベースに書き直し中です。


当初から、この原稿をベースにしたら、出来そうとは思って、

心の片隅にあったんですが、

全然、アイデアが浮かばないままだったんです。


ところが、

10/31〆切という、まっ直前になると、組み替えアイデアとストーリーが少しずつ浮かんできました。笑

 

もはや、10枚前後の短編ショートショートは、比較的、自由に書けるようになってきた気がしました。


100枚の、しかも純文学だぞ、と変に身構えなくていいので、

すごく楽に、愉しく書けます。

ベースの話があると、そのもともとの〈企み〉をさらに、もうひと捻りすれば、いいので、

零からベースで創るよりは、ほんと楽です。


残り6枚ほどなので、今日、明日中に、草稿がまとめられると思います。


おい、ちょっと待てよ!


脱〈ストーリー展開〉だったはずなのに、なんでストーリーから考えてるの?

と思われた方、鋭い、です。


この作品は、エンタメ系で、条件としては「京都の北区を訪れてみたくなる作品」との条件が科されています。

つまり、実際の場所プラス、面白くなければならないんですね。

すでに、ベース作品で、ある〈企み〉を入れて、それが作品全体を和製ファンタジー化しています。


だから、それを活かす方向へストーリーを転がせばいいだけなんです。

僕の理論の範疇では。

どんな〈企み〉にしようか、それで本当に作品化(=つまり小説として、ストーリー展開できるのか)に悩まなくて、いいんですよ。


僕が三田文学新人賞を断念して、途中まででもまるで書けなかったのは、

〈企み〉自体はアイデアとしてあっても、

この〈企み〉から〈ストーリー展開〉への流れが掴めなかったからです。


詩では、この掴みというか、「作品の素」のことを、「モヤモヤ」とよく呼んでいました。

「モヤモヤ」が見える段階へ進まなかったんです。


でも、きっと、挫折して、横の脇道へ入ったように見えて、

この短編を描いた経験も、役立つ、そんな予感があります。

どのみち、この三田文学新人賞用のアイデアを、12/10〆切の太宰治賞へ転用するつもりでしたから。


立ち止まるつもりはありません。