早稲田大学エクステンション・センターの講座を申し込みました。
講座名は「ケルト神話と文化復興」。
講師は、多摩美術大学芸術人類学研究所の芸術科教授の、鶴岡真弓さんです。
お値段は、90分×4回7,920円。
オンデマンドなので、即日、視聴できます。
ちらっと視聴すると、冒頭で先生が講座について「ぶんか美術史、芸術、考古学、人類学、神話・伝説、歴史、文学、文化的な地政学・地理学」に亘るものです、と述べられます。
聞いた瞬間、ああっと思いました。
これら述べられた学問領域が全て、僕の関心領域なんですよね。
そして、それは僕が小説で表現したいもの、そのものなんですね。
どうして、ファンタジーを描きたいのか、その理由がここにある、と思ってしまいました。
これを聞いた瞬間、取ってよかった、と思いました。
実は、結構、迷ったんです。
内容的に、興味があるのはわかってたんですが、本当に7,920円に値するのか、決めきれなかったんですね。
で、鶴岡真弓さんの著述本を何冊も流し読みをして、そんなに外れないだろうと確信して受講ボタンを押しました。
本読んだら、視聴するまでもないのなら、逆に受けなくていいなとも思ったんですが、
複雑すぎて、これは絶対、聞くべきだと感じ、また、僕の好きな小泉八雲に言及している対談もあり、
これが最も大きな背中押しになりました。
自分の今までの、日本の妖怪譚も結びつけそうな糸口になりそうですから。
講座の中で、ウクライナ侵攻やハリー・ポッターにも先生が言及する箇所もありました。
こうした現代性は、本には即時反映されませんからね。
何より、オンデマンドなので、何度も見ることや聞き直しができます。
ちなみに、ケルト文化は、あの「アーサー王伝説」にも関係しているんです。
ヨーロッパを理解する大きな助けになるでしょうね。
今日は代休です。