お勧め本『航宙軍士官、冒険者になる』 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

最近、読んで、面白かった本の紹介です。

伊藤暖彦著『航宙軍士官、冒険者になる」です。

元は、小説家投稿サイトのものが、ライトノベルとして出版されたものらしいのですが、

これが結構、面白い。




何よりも、それを原作としてコミック化された、たくま朋正さんのマンガの方がとても面白いです。

SF設定を保ちつつ、剣と魔法の世界という組み合わせが効いています。





ライトノベルを読むと、改めて、僕の求める小説ってなんだろうと考えてしまいます。

細かな人物心理の深さなどなくても、それによるストーリー展開よりも、

世界観とキャラクターのみで充分、面白いんですよね。

そして、読んでいると、ここを掘り下げたら、ライトノベルじゃなくなるな,って言うポイントを、

そこかしこに見つけてしまいます。


これはこれで得難い体験をしてますよね。