〈ストーリー=小説〉病からの離脱と回復 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

中村航先生の小説教室からの発見を、ここ2.3日、書いていますが、

その続きです。


結局は、ストーリーから(常識枠内で)考える病で突っ走ろうとするから、

自分は小説やエッセイを書けないんだよね。


それを今まで15年近く、無意識のうちにやってきたから、止めようがなかった。

自分が病気だと気づいていない患者は、薬も飲まない、医者へもいきませんよね。笑

ほんと、思い込んで、凄く間違った努力を徒労的にやってきた。


これ、全て、〈ストーリー=小説〉の思い込みのせいだとしたら、

その脱出方法も手持ちのカードにありました。いわゆるマインド・マップです。

この断片的な単語メモの放射図こそ、この常識枠内から離脱できる最強アイテムだったんだ。


けど、それを変に既存の知識化してるから、ときどきしか使わなかったってこと。

正に、宝の持ち腐れ。苦笑。


だってさ、詩を書くとき、ストーリーなんか全然考えないけど、詩は書けるんだよね。

ストーリーもね、勝手に生まれるんだよ。


そりゃ、詩はスラスラ書けるよね。枠をはめて、苦しまないから。

むしろ、枠を外す方へばかり考えて、文やまとまりを解体思考してるんだから。


ほんと、馬鹿じゃないか、自分くん。


取り敢えず、エッセイを書こうか。

マインド・マップはもう書き終えたしね。


散文詩だと言い聞かせて、そこから自然に生まれたストーリーの声に耳を傾けよう。