昨日は朝日カルチャーセンターの、定例のオンライン詩の講座でした。
去年の5月からの途中参加で、ようやく受講が1年になりました。
僕は関西圏でリアルに通える詩の講座と、オンラインで受講できる詩の講座は、カルチャーセンターの類はもちろん、大学主催のものも、できるだけ一度は通うことにしています。
先生の教え方の巧拙はあるし、その言語修辞派か、叙情性重視派かで、受講生の層も全く違う。
前者は象徴詩派だといえるし、後者はライトバース的なポップなものから素朴な感情吐露詩まで幅広い叙情詩派だと言える。
このオンライン講座の作品は、バリバリの言語修辞派で象徴詩が多い。
さらに言えば、技巧的には腕達者のおられる比率が非常に高く、その受講生の読みや解釈も唸らされる穿った見解が多い。
講座によると、好き嫌いや単なる感想を述べるだけの人も多かったり、「現代詩はわからない」「難しすぎるから嫌い」の一言で受け付けない人もいたりする。
先生も誉め殺しや、逆に難解詩を毛嫌いされる場合もあり得るが、
こちらの講座の某先生は、いつも的確に急所を押さえて、その出来不出来を理論的におっしゃってくれるので、
非常にありがたい。
昨日も、僕の詩に対して、受講生の方の意見もなるほどと首肯できたし、先生からの自作の予想外な分析に唸らされました。
例えば、後半からはそれまで抑えられていた感情が詩語として結晶化されているご指摘は、書いた本人も気づかない効果で、もったペンをバッタと倒して思わず拍手したくなりました。
この講座、昨日4月が今期最初の授業で、9月まで続きます。
次期の開始は10月からですが、僕は小説系に専念するためパスしようかと思ってましたが、やはり捨て難いと感じました。
僕は同人誌には参加しておりませんので、ここをホームと考え、無くなるまで参加しようか、とも考えたり、
それこそ、9月までの半年間、どうしようか悩みます。
もし、関心のある方はぜひ、来期、ご参加ください。
ZOOM越しですが、お顔をあわせましょう。
(今期は残念ながら、もう満席のようです。オンラインの詩の講座は朝日カルチャーではここしかありません。)