雑誌『望星』’21年11月号の特集「詩のない生活」が面白い | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

東海大学関連の雑誌『望星』’21年11月号の特集「詩のない生活」が面白い。

 

 

詩人側として、小池昌代さんと佐々木幹郎さんが「詩をめぐる鼎談」を行なっていて、

最果タヒさんから、俳句と短詩の違いまで述べている。

特に、尾崎放哉の自由律俳句「咳をしても一人」と安西冬衛の短詩「てふてふが韃靼海峡を渡って行った」の違いを韻律の問題と、

安西の詩には「春」というタイトルがあるのが(無題の)放哉との違いだと解くのが、とても面白かった。

 

本来、こうした特集を『現代詩手帖」でやってほしいものです。

 

この本は買いです。

 

【追記】

書き終わってから気づいた。

ああ、また詩の世界に近づいてしまっったことに。

 

ふっと思いついた、詩の断片フレーズとかは、見逃さずにメモするけど、

できる限り、小説・児童文学に浸ること。

それが。この3月の掟として科しています。